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デジタルスキルを逆に拝借してしまう


今日は若者に任せてよかったぁ〜という話をお伝えしたいと思います。

先週末の3日間、福島県泉崎村で2年連続の準硬式関東オールスター大会が開催されました。昨年は私自身が現地で取材を行い、多くの素晴らしい話を聞きましたが、今年は現地に行けず残念に思っていました。しかし、現地から参加した選手兼学生委員の学生が、見事なレポートを送ってくれたのです。

大会の取材には、試合の内容や活躍した選手についての速報記事と、大会に関わる人物のエピソードや大会を通じての印象記といった、二つの種類の記事が求められます。この重要な取材を、ある学生に頼んでみました。記事を書くのが初めての彼に一度電話で打ち合わせをしましたが、細かい指示はせず、自主性に任せることにしました。

さてどうなったか?
結果として、これが大正解でした。

愛すべき、準硬式のタスクホースたち。(右手前がこの記事の「彼」)

彼は非常に高い文章力を持っており、わずかな修正でほぼそのまま公開できる内容の原稿を送ってくれました。試合が終わったその日のうちに、夜中に送られてきたその原稿には、彼の熱い意欲が感じられました。


特に感動したのは、彼が言い訳をせず、自分でやりたいと言った言葉に責任を持ち、大会のレポートをその日のうちに書き上げたことです。彼が自分で感じたことや見たことを、学生としてしっかりと記録に残してくれたことは、本当に素晴らしいと思いました。「今年の準硬式学生委員も、やるじゃん!!!」。
…という気持ちが、今年も継続できたことがうれしくてたまりません(涙)。


さらに、原稿を受け取る作業の中で、新たな発見もありました。
3000字近い長文の原稿の送付方法です。彼はLINEのノート機能を使って原稿を送ってきました。私はこのノート機能を初めて知り、なるほど、こういうやり方もあるのかと一つ勉強になりました。彼のような学生のデジタルスキルには、時々驚かされ、刺激を受けています。私は時々こう言う「ちゃっかり拝借」をするのです。
学生たちが選ぶトレンドには、最先端の「使いやすさ」「便利さ」があります。

今回も、ごちそうさまでした。と言いたいくらいでした。

それにしても、現代の学生たちは何事も器用にこなしてくれます。
この学生は選手として試合に出場しながら、大会運営の役員も務め、記事執筆という大きな挑戦に挑んでくれました。きっと彼はこの経験を活かして、社会に出ても多くのタスクをうまくこなし、成果を出す社会人になるでしょう。

準硬式には、このようにマルチタスクをこなす学生が多く、本当に楽しいです。野球の魅力はもちろんですが、こうした学生生活の魅力や、それによって培われる人間形成の魅力が準硬式の魅力だと思っています。


今回、素晴らしいレポートを送ってくれた彼に名を最後に発表します。

埼玉大学3年生の山中達也君です。

山中くん、本当にありがとう。
今度会ったらスタバ、奢りたいと思います。

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