集中力を高める科学②
前回の内容の第二弾!
勉強を始めようと思いながら、なかなか気持ちが乗らない、勉強机に向かえないという経験は誰にでもありますよね。
そんな時におすすめの方法をご紹介いたします。
メソッド3.イメージする
子どもに「早く宿題をやりなさい」と言うと、「今やろうと思っていたのに!」という答えが返ってくることがありますよね。
単なる口答えのようにも思いますが、実は
子どもは本当に「今やろうと思っている」のです。
では、思っているのできないのはなぜか?
それは、「勉強しよう」という言葉だけが頭の中にあるからなのです。
「今からやろう」と念じていても、
「でも、嫌だな」「めんどくさいな」といった言葉が頭の中で浮かんでは消えていくだけなのです。
そのため、これから何をするのか、実際に自分の行動をイメージすると効果的です。
ただし、勉強するところをイメージするだけでは、不十分です。
例えば、ソファでテレビを見ているのであれば、
『ソファから立ち上がり、机まで歩いて行き、教科書を本棚から取り出し、開く』といった
なるべく今の状況から一つ一つの行動を具体的にイメージするようにしましょう。
さらに、イメージに「擬音」を付け加えると、効果UP。
先ほどの例でいえば、
『ガバッと立ち上がり、スタスタと机まで歩いていって、ガッと教科書を取り出し、ガッと開く』
というイメージです。
頭の中にこれだけ描くだけでも、勉強へ集中しやすくなります。
是非参考にしてみてください。