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【2分で読める】元フジアナウンサー渡邊渚フォトエッセイ感想【知識のおすそわけ120時間目】

これを書いている時点で2025年1月29日。
時系列的には、文春が記事をしれっと修正して大事になっているころです。
そして、それとは何の関係もない話なのですが、
元フジアナウンサー渡邊渚フォトエッセイ『透明を満たす』が発売されたので、発売日当日にレビューを残しておこうと思います。

忙しい人向け3行まとめ

1.セクシーな写真はあるがエロい写真はない
2.内容はエッセイというより、壮絶なPTSD闘病記
3.似たような境遇で苦しんでいる人におススメできる良著

1.セクシーな写真はあるがエロい写真はない

まず断っておきたいのが、この書籍は写真集ではない、ということ。
あくまでフォトエッセイです。
そして、一部写真は確かに肌面積が多めですが、エロといえるほど過剰な露出はありません。
まぁこの辺の判断は人にもよるので、深くは触れないでおきます。

2.内容はエッセイというより、壮絶なPTSD闘病記

エッセイの内容は、どちらかというとPTSDにかかった後をメインとしています。
なお、皆さんが気になるであろう、PTSDになるきっかけとなった件に関しては、ほとんど記載がありません。
その代わり、PTSDの治療過程がいかに壮絶かといった実体験を、生々しく、かつ恐ろしいレベルで書かれています。
一部章にいたっては「この章には〇〇という要素が含まれますのでご注意ください」といった編集による注釈がついているくらいです。
人によっては読むと具合が悪くなる場合もあります。読む際は覚悟してください

3.似たような境遇で苦しんでいる人におススメできる良著

PTSDやその他精神疾患で苦しまれている方におススメできる良著と言えます。
「苦しいのは自分だけじゃない」
これを知るだけでも救われることがたくさんあるのです。

そして、そのうえで改めてグラビアを見ると、印象がガラっと変わります。
「この人は、あんなに壮絶な過去があったのに、今は笑えるまで回復できたんだ」
そう思えるのです。

闘病記自体は数あれど、元フジテレビアナウンサーの闘病記はそうそう読めるものではありません。
この機会にぜひ。


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