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ユキ先生の「大人のための授業」part36-「ポジティブにならなきゃ病」とサヨナラしよう! 最新最強のセルフケア、ACTの概略説明~その2~

こちらは前回の続きとなります。前回の記事はこちら。

【お詫び】思ったより長くなってしまいました

すみません、最初に謝罪をさせてください。
元々、この記事は一本で〆る予定でした。で、実際に一本で終わらなかったので、前回の記事には「前編」と記載いたしました。
はい、前編後編ですら収まらなくなってしまいました。
元々、ACTの概要の概要を説明するだけに、ほんの一部を紹介する記事なのですが、あまりに斬新なためどうしても文章量が必要となります。ご了承ください。

それではいよいよ、具体的な説明に入っていきます。
ほとんどの人が目からウロコが落ちると思います。私もそうでした。
あまりに衝撃的すぎて、読んですぐ受け入れがたい方もいらっしゃるかもしれませんが、これが最新にして最強の心理療法、ACTの考え方になります。

そもそもネガティブな感情=悪なのか~ネガティブ感情の扱い方~

この小見出しをみて「えっ?」って思った方も多いのではないでしょうか。
なぜなら、心理学者も皆、そう思っていたからです。そのため、ポジティブになる方法が色々と研究され、編み出されてきました。
しかし、ACTにおいて「ネガティブは悪であり、可能な限り消し去るもの」とはしておりません。前回の記事にある通り、無理にネガティブ感情を消そうとするとかえってネガティブになるためです。
また、本来人間はネガティブな状態が自然でありデフォルトです。むしろ、ポジティブ感情の方が人間にとっては不自然なのです。これは、太古の昔、石器時代のころ、ポジティブになれる機会があまりなかったためと推測されています。

ACTはネガティブ感情をどう扱うのか

では、ACTにおいてはどうするのかというと、「ネガティブな感情をそのまま受け止め、受容する」、これが基本的なACTの考え方となります。
言い方を変えると、心の中に「ネガティブ感情待合室」のようなものを作ります。で、ネガティブな感情が発生したら、いったんネガティブ待合室によっこいしょ、と運んで置いておくイメージです。
運ばれたネガティブ感情に対しては、特に何もしません。あえて判断しない、これはマインドフルネスと共通した考え方になります。

次回予告

「そうはいっても、ネガティブなままだとやはりつらいよ」という方がほとんどかと思います。
そこで登場するのが、ACTの6つの基本行動原則となります。
この説明を次回にいたします。なるべく一つの記事に収まるよう、頑張ります(汗)
ぜひ、フォローをして、次回をお待ちください。


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