細胞検査士試験勉強について(二次試験編)
こんにちは。
今日は、細胞検査士試験の二次試験の勉強方法などについて書いていきます。
本来なら一次試験からゆっくり試験勉強について解説したかったのですが、これを書き始めたのが8月14日の夜…。
「書きたいことがたくさんあって、受験者の方に届くのが一次試験の直前では申し訳ない…」
そう思い、一次試験を飛ばして二次試験のお話をします。
(考えすぎだったらごめんなさい…)
一次試験のためのnoteも頑張って作りますので、お待ちください。
先に結論から申し上げます。
二次試験の対策は色々あると思いますが、最終的にはこれだけ覚えておいてください。
どこまで頭のスイッチが切り替えられるか?
以上です。
「自分は今、何の標本を見ているか?」
これをいかに素早く頭の中で切り替えられるかが重要だと、私は考えます。
婦人科から始まっても、泌尿器から始まっても、骨軟部から始まっても大丈夫なようにしていく。
先程と似たような話になりますが、試験はどこから始まっても良いようにしましょう。
授業や教科書などでは婦人科、呼吸器から始まって骨軟部に進んでいきます。
でも、試験の時はどこから始まるのか分かりません。
婦人科から始まらない可能性もあるので、気持ちだけでも準備しておくのをオススメします。
練習の時に、婦人科以外からスタートするのもオススメです。
スクリーニング5分で30問
細胞同定1分30秒で15問
この時間をあなたは長いと感じますか?
短いと感じますか?
私が受験生の時は短いように感じました。
「5分でスクリーニングして判定できるかな…?」
養成所でたくさんの標本を見てきましたが、二次試験前は怖くて不安でいっぱいでした。
でも、やらないといけないんですよね。
試験のために。
仕事の時は時間なんて測りませんし。
私が養成所の時はタイマーを使って練習していました。
最初は大変でしたけど、徐々にスピードが上がったのでオススメです。
色んな症例を見ておく
私が受験した時とは違い実技試験と面接試験がないので、一問一問の点数が高くなっていると予想します。
ミスなどで大切な点を落とすことがないように、本や標本などでたくさんの症例を見ておくのもオススメです。
余程、珍しい症例は出ないと思いますが、典型的なものだけではなく色んなバリエーションで細胞が出てくることが分かっていれば良いのではないかと思います。
例えば、スクリーニングの問題で標本の一ヶ所だけに小細胞癌の細胞が出ていたとか…。
(※私が実体験です)
見つけた時はビックリしましたが、大事な点を落とさずに済みました。
こんなこともあるので、どんな細胞の出方にも対応できるようにしておくのも良いと思います。
最後に
実際にどれだけ問題を予想していても、出題する先生方がどんな思いで問題を出しているのかは分かりません。
自分自身の判断が患者さんの命、人生を大きく左右することになる細胞検査士の仕事。
生半可な気持ちでなれるものではありません。
残酷な場面にも立ち会います。
私も経験しました。
その経験は私の中で、決して忘れることのない経験です。
きっと問題を出す先生方もその覚悟を持っている人に、患者さんの命と人生が掛かっていることを理解している人に、細胞検査士になって欲しいと思っているのではないでしょうか?
試験のためにたくさん勉強して、細胞検査士になった後もたくさん勉強します。
とても大変な仕事ですが、私は今でも細胞検査士という仕事が好きです。
現場に立てないからこそ、すごく標本と向き合いたいと日々思います。
試験のために勉強し続けるのは、辛いことが多いと思います。
プレッシャーもあるでしょう。
その先にあなたの輝かしい未来が待っていると、私は思います。
後少し、身体には十分気を付けてください。
もし何かあれば、私のTwitter(@Yuki_room_1228)にDMしてください。
質問でも、愚痴でも、何でも聞きます。
私にできることなら、お手伝いします。
スキや感想、リクエストなどお待ちしております。
今後のnote作成の参考にさせて頂きます。
あなたの輝かしい未来をお祈りしています…。
またお会いしましょう…。