私のこと
今日は少し、私自身のお話をしようと思います。
暗い話もあります。
それでも、私のことを知ってほしくて書いていきます。
ご容赦ください。
私の父は怒ると怒鳴るタイプで、小さい頃から父が不機嫌になると怖くて、怒鳴り始めると泣いて動けなくなってしまいました。
また父親自身、自分のルールがあり、家でゴミの分別がきちんとされていないとゴミ箱に手を突っ込んで分別するような人です。
一度だけ役所からの手紙を無言で開けられたこともあります。
母親はめんどくさいからルールに合わせるようにして欲しいと言ってきます。
母親も過干渉で過保護な所があり、未だに出掛ける際は「どこで、誰と、何をして、何をするのか」を聞いてきて、酷いとネットで私の行く所を調べたりもします。
そんな家族の中で育ちました。
心配なのは弟です。
弟の部屋に許可なく入り、荷物を漁って洗濯物やプリントなどを取り出す。
私はとても見ていられません。
高校生の弟がどんな思いをしているのかは分かりません。
飄々としているので何も言いませんが。
私は、こんな環境で育ちました。
大きな声を出す人、不機嫌な人、怒鳴る人が苦手になりました。
さらに保育園からの適応困難で小学校、中学校もロクに言っていません。
これは去年知ったのですが、「広汎性発達障害特性」があるためだそうです。
中学生の時に過呼吸を起こしたのをきっかけに、過呼吸を頻回に起こすようになり病院に掛かりました。
診断名は「パニック障害」でした。
それからは病気と向き合いながら、通信制の高校に通い専門学校に進み臨床検査技師、細胞検査士になりました。
2ヶ所の病院で非常勤として働いていました。
コロナのこともあり忙しいかったけど、とても充実していました。
大好きな14歳年上の優しくてかっこいい彼氏もできました。
だけど、職場の人からのパワハラや人員不足を補うために私が業務を何個も掛け持ちする状態が続きました。
さらに大好きな祖母が認知症になりました。
どんどん症状が進む祖母を見て感じる恐怖。
毎日、必死に生きていました。
夕方帰っても、ご飯も食べる気力もなくカップラーメンで済まし、お風呂にも入ったり入らなかったりを繰り返して、泥のように眠る。
そして朝は出発時間ギリギリに起きて、朝ご飯や飲み物をコンビニや駅の自販機で買って、職場の片隅で口に急いで放り込んでたくさんの業務と気遣いが待つ仕事に向かう…。
彼氏とは休みが合わず、月に一度会えれば良かった。
私が変われると思ってたくさん本もくれたけど、なかなか変われない私。
そして、ある日電話で告げれました。
「別れたい」
理由は、私が変わるのを待っていられなくなったそうです。
私は話し合いたいと言いましたが、彼は嫌がりました。
なんとか話し合うための約束を取り付けて、翌日仕事に行きました。
だけど、本当に話し合えるのか不安でいっぱいでした。
朝の一番忙しい時間に 、胸がザワザワして苦しくなる。
ふと、しゃがみこみました。
私はそのまま動けなくなってしまいました。
そして、次の日から仕事を休むことになりました。
あまりのダメージで声を出せず、職場に電話もできない。
ベッドで横になってるだけなのに、気が狂って死にそうになる。
そんな世界でした。
当然、彼氏と話し合いなんてできるわけもなく、そのまま自然消滅しました。
当時通っていたクリニックの主治医から言われたのは「抑うつ状態」にあること。
そして「仕事を休職する」こと。
ただ私の状態がかなり悪く、大きな病院に移る必要がありました。
そこで転院をし、今の主治医と出会いました。
作業療法やカウンセリングも始めました。
だけど、なかなか病院に馴染めない。
主治医も他の患者さんに高圧的で、いわゆる昭和のお医者さん。
怖くて仕方なかった。
カウンセリングにも行っていましたが、話が通じないと感じることがある。
カウンセリングにも行きたくなくなり、やめました。
診察だけはと思っていっていましたが、声も出せないし、診察の日は体調が最悪。
とうとう病院に行くこと自体、怖くなってしまいました。
今は転院するために色々準備しています。
朝活のサロンにも入ってやりたいことも見つけました。
大好きな人をそばで支えてあげたい。
やりたいことの一つです。
でも、私はその大好きな人から離れなくてはいけません。
私では支えてあげられない。
そばにはいられない。
遠い世界の人でした。
ありのままの私を見て欲しかったけど、叶わなかった。
だから、離れなくてはいけません。
私が新しいことを始めるために勉強しても良いのか、それを私は新たな主治医に聞かなくてはいけません。
9月に初めて会います。
どこまで話せるか分かりませんが、聞くつもりです。
私の歩みはみなさんよりひどく遅いのかもしれません。
家族との関係に悩み、治療も上手くいっていない、仕事もない。
これが私です。
私は小さな存在です。
でも、こんな私を受け入れてくださったらとても嬉しいです。