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強迫性障害の大学生13-確認恐怖について-

前回はこちら。


こんにちは。今、これを書きながら加害恐怖の不安と闘っています。(さっきまで出掛けていたのですが、その時に人にぶつかっていないかが不安)

今回は確認恐怖について書いていきます。

私が外出時に確認していることは
・タップ式コンセントのスイッチは切れているか(火事が怖い)
・鏡が倒れてこないか(倒れて割れてなんやかんやで火事になったら怖い)
・電気は消えているか
・窓は閉まっているか
・給湯器は消えているか
・コンロの火は消えているか(火事が怖い)
・水道の水が流れていないか
・電気ケトルのスイッチは消えているか
・冷蔵庫は閉まっているか
・電動歯ブラシから火が出てないか
・鍵は閉まっているか

です。書いていてわかったのですが、非常に多い。

それも一回見て「はい、終わり」ではなく、何回も見ます。
何回見ても納得できない上、パッと見ただけでは大丈夫かわからないので何秒間も見つめます。目で見る情報と脳が認識する情報が違う感覚です。

たとえば、コンセントに関しては、

一回消えていることを確認する(この時もじーっと何秒間か見つめる)→また不安になって確認する(何秒間か見る)→また不安になって確認する→また…のループです。

「よし、納得した!」となって、コンセントから離れようとしても、「足が当たってスイッチがついたのでは?」という不安が生まれ、また確認に戻ります。

これを確認する数だけします。

何が辛いって、パッと見ただけでは大丈夫かどうかわからないのです。
コンロの火が消えているかなんて見たらわかります。でも、「本当に消えているか?」「目の錯覚なのではないか?」みたいな不安がぐるぐると頭の中で周り、その場を離れられないのです。

「火事になったらどうしよう」「鍵の閉め忘れで誰か入ってきたらどうしよう」そんな突拍子もないと言われそうな不安に毎日飲み込まれる。

本当に疲れる。
確認しながら自分は何をしているのか、と考えたことがあります。
助けてと泣いて言いながら確認したこともあります。
確認がどうしてもできなくて学校に行けなくなったこともあります。今も一人では外に出られません。

今は薬のおかげでなんとか外出しています。薬でだいぶ症状がマシになったので。
これからは不安になれていかないといけません。それが一番の治療法なので。不安になっても確認しない。

ゆるくやります。読んでくださり、ありがとうございました。


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ゆき
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