社会を変えようとする前にまず自分を変える
先日、とあるブロガーの文章を読んでいて感動した話。
たまに東京にいって起業系のイベントに参加すると、意識がすごく高いベンチャー起業家が多くて驚く。
社会を変える!世の中を変えたい!大事なのは社会インパクトだ!
という話ばかりが飛び交う。
僕はどちらかというと現実的で、会社からの給与が50万で、副業から50万で、合計で年収1000万、みたいな人生設計を描きがちだ。
自分ひとりががんばっても社会なんて変わらない、それこそGPTには10万人が束になっても勝てない、って思ってるから、
そんなことを言える起業家がとても眩しく、憧れの念すら抱いていた。
でも、実情はそうじゃなかったようだ。
これ書くと本人にバレるから若干ぼやかすけど、渋谷区に本社を構えるIT起業家は、「おれは世の中を変えたいんだ!」とビールを飲みながら語ったあと、酔っ払いながら「今日どこのメン◯エステに行くか迷ってる」と言っていた。
え?
と思った。
勝手なイメージだけど、世界を変えるような起業家は、帰ってからもバリバリやるんじゃないんかい笑
っていう。
まあ僕程度の人脈だからもっと寝る間を惜しんで努力する素晴らしい起業家もいるかもしれないけど、でも崇高な理念を提唱するなら、それ相応の葛藤みたいなものも見せて欲しかった。
正直、転職するならその起業家の会社に身を捧げるのもありかな・・・
と思っていたけど、スーーーっと熱が冷めていくのがわかった。
僕の仮説が的中した気がした。
もしかしたら、世界を変えたい!と言ってる崇高なベンチャー企業家よりも、金稼いで女にモテたい!と素直に言える欲望まみれの起業家のほうが、世界を変えてしまうんじゃないか?
ということだ。
たぶん、いま日本で最も若者の影響力のあるカリスマは、コムドットかユーチューバーのヒカルだろう。
個人としてのレベルならヒカルが一番強い。
でも、ヒカルは「世の中を変えたい」とか「社会をよくしたい」なんて言ったところを見たことがない。
少なくとも僕がウォッチしてる限りは「元情報商材屋」であり「拝金主義者」であり「遊び好き」なのである。
けど、明らかに影響力が強いのはそっちのほうだ。
Youtubeという、視聴者からみると「面白さ」という最も残酷に比べられる世界の最前線で戦っている。
起業家としての逞しさでいうと、ヒカルのような人間が一番強いんだと思う。
まあ陽キャラすぎて僕には絶対に届かない存在なのだけれど、、一緒に戦いたいと思わせてくれるのはそっちのほうかも。
だからこそ、まずは自分を変えることに集中しようと思う。
社会を変えようとする過程で自分自身が成長することもあるかもしれないが、僕はあいにく「社会を変えよう」という気持ちを持っていない。
どちらかというと、稼いだお金でメン◯ス行きたいって思ってしまうタイプだ笑。
まったく成仏しきれていない。まずは貪欲にお金稼ぎに振り切ってもいいかもしれない。
なんとなく「社会貢献性」「成長性」でビジネスが語られる風潮があるけど、それよりも目の前の、自分一人、周りの1人を少しでも変えられるようなサービスを作っていきたいと思う。
アイデアはまだ持ってないけど、きっと良いものが見つかる予感がする。
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