ニューヨーク取材裏話
2024年7月から8月にかけて、ニューヨークに10日間ほど滞在していました。
日本が世界に誇る商社でありの武士集団、伊藤忠商事の会報誌であり、ブランディングマガジン『星の商人』の制作のためです。記事はこちらです。
で、あらためてニューヨーク取材で思ったこと。
ニューヨークは巨大な観光地
今回の取材のメインはマンハッタン。ハドソンリバーとイーストリーバーの河口に浮かぶ島です。東西約4キロ、南北約24キロの規模感で、ほぼほぼ平坦。ストリートも南北が碁盤の目のようになっているで、位置関係もわかりやすい。イメージ的には、京都や東京の主要な観光地や街が、ほどよい(歩ける)距離感で点在している感覚。世界中から観光客が押し寄せていました。
物価が高いのかどうか問題
パスタ一皿70ドルに出会いました。朝食をマフィンとコーヒーで20ドルとか、タクシーが、JFK空港からマンハッタンまで100ドルくらいだったのですが、そこでもチップの必要があり(マストではない)、たしか15%くらい? だったような。でも、収入も高いので(アルバイトで時給5000円という話も)、こんなもんかな、という印象。
マクドナルドについて
ニュースなどで「マックで30ドル!」を見聞きしていたので、ビビっていました。メニュー全般、物価に合わせた金額であったように思いました。興味深かったのは、物価の高騰を受け、マックまで価格が上がるのはどうなのか、という意見や指導から、低価格(5ドル?)のセットメニューができていたこと。所得の低い人向けの対策のようでした。
サーフィンのこと
取材の裏話、といいますか、出張サーフィンの記録はここに書いています。https://note.com/yuki_inui/n/n83c72424a4f4https://note.com/yuki_inui/n/n18f4e3d23779
ニューヨークでサーフィンができるなんて、しかも中心部から1時間くらいでポイントに行けてしまうという贅沢。
ローカルワインのこと
ロングアイランドはワイン産地としても有名。知らなかったです、反省、、、。マンハッタンから電車で2、3時間。富裕層はこっちのほうに住むらしい。マンハッタンは、あくまで観光やビジネスの中心地。自分も暮らすなら、このロングアイランドか、ニュージャージー州がいいなあ、と思いました。でも、価格的にはどちらも高い。
ドーナツ化のこと
目に見えるドーナツ化。ソーホーなどは、もはや高級ファッションストリート。川を渡ったブルックリンも、エリア毎に特色を持った人気観光エリアに。中心部から、外へ外へと、人の拠点が目に見えるほどに、離れていく。
そして、一番記憶に残ったこと
男女関係なく、みんなスポーティ。スニーカー、レギンス、タンクトップで、みんなムキムキ、みたいな。身体を鍛えることが、日常に入っているんだろうなあ。一方で、身体を整えていかないと、心を保てないのかも、とも思いました。マンハッタンはビジネスも観光も慌ただしい。トレンドかもしれませんが、ここで生きていくために、筋トレは必要なことなのかもとも思いました。