忘れてもいいよ。また最初から新しいことを始めるつもりでやればいいんだ。
39日目。
朝、暗いとつい、安心しちゃう(要するに起きられない 笑)。
「規則正しく」っていうのは、人間の、いや動物の、自然と調和して生きる生き方とはちょっと離れているから、難しいんだよ(と起きられない言い訳をこれから始めるところ)。
太古の昔だったら、雨が降れば洞穴とかの雨の当たらないところでじっとして、体力を奪われないようにしたりしてたんじゃないかな。生き抜くためには、状況(天候だったり季節だったり)に応じて臨機応変に対応することが必要だったと思う。
とはいえ、現代の世の中で生き抜く能力は、太古の昔とは違うことが求められているんだよね。1日24時間という時間を、どう効率的に使うか、ということが求められているんだと思う。まあ、太古の昔には「1日が24時間」という概念はなかったわけだけれど。
太陽が昇れば活動して、太陽が沈めば休む。
気温や湿度、風の吹く方向や強さ。身体全体の感覚を研ぎ澄ませて、自然の営みを感じて、流れに乗って、調和して生きる。
そんな本能的な能力のかけらが、きっと私のどこかには残っているんだろう。(壮大な言い訳終了)
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もうすぐ会社のオフィスのリフォームがあるので、過去の書類を整理しているところ。
先日も、10年以上前の仕事の軌跡(足跡)を大量にシュレッダーした。5cm幅のパイプファイル3冊分くらい?
昔の私、めちゃくちゃ仕事してた。メモやら調査の跡やらがいっぱい残ってて、自分でも感心するくらい。
同時に、ものすごい不安とともにやっていたっていうことも思い出した。
よく言う「アクセルとブレーキを同時に踏んでる状態」で、あれだけの仕事をよくやれてたなぁっていまさらながら思った。
今は無理!不安と恐怖に駆られながら11時間も働くなんて!
不安というエネルギーを手放したら、仕事の時間が短くなった?のかな?
いや、そうじゃなくて、だいぶ疲れなくなってきたんだよね。
今はやっと、自分に対しても、周囲に対しても、安心感と信頼をもって仕事ができるようになってきている。と思う。
それと、やっと、「忘れてもいいよ」って自分に言えるようになってきたかも。
昔は、仕事なのに、やることを忘れてしまって、自分で自分のことを殴りつけて(比喩ですよ。でも実際、本当に頭をボカボカたたいたこともあった)、お前はダメだ―!って言い続けていたのに、今は「忘れてしまったらしょうがない。また一から調べなおせばいいや。最初から新しいこと始めるつもりでやればいいや。」って思ってる。
めっちゃ進歩したと思う。
そして、そう思えるようになって、本当に良かったと思う。
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今日の写真は、2020年6月の山梨お泊まりリトリートからの一枚。
暖炉の上で「いつでもアナタのコト、見守ってるよ。」と彼女がほほえんだ。