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ちょっとしたプレゼントをもらった気分

先日、家に帰ったら和室に飾っていた絵が落ちていた。

額を掛けていた紐が経年劣化で切れてしまったみたい。
ガラスが割れてなくて良かった。

裏書きを見たら2003年に購入していたので、そりゃあ20年以上も経っていれば紐も切れるよなって思った。

井上直久さんの作品。

ジブリ作品の「耳をすませば」の美術制作などをされていて、ご自身の出身地でもある大阪府茨木市をモチーフにした想像の世界「イバラード」をテーマにたくさんの絵を描かれている方。

私の買った絵は本当に小さな作品だけど、買ってからずっとそこにあったので、絵のかかっていない壁はなんだかさみしい感じがした。

額用の紐なんて用意がないので、荷造り紐でとりあえず代用して元通りにしておく。

20年以上ぶりに額の裏を見たら、買った時に井上先生がシルバーのサインペンで描いてくださった絵を観ることができた(もったいないので非公開とさせていただく)。

そんな絵があったなんてすっかり忘れていたので、ちょっとしたプレゼントをもらった気分。

明日からのお盆休みには久しぶりにイバラードのCDでも聞こうかな。

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今日の写真は、今朝の空。
夏雲だねー。