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おしゃれで魅力的なインタビュー動画、撮影手順とコツお教えします。

写真にない動画撮影の魅力の一つが、人の動きと音が撮れること。

若いときから写真の魅力にハマってカメラを持って旅に出たものです。シャッターチャンス、ここだという時、撮った写真は一枚には満足感が残ります。
動画を仕事にして始めてから思うことは、写真との違いは何かな?動画の魅力は何かなと思うようになったことです。
その一つが、音が入ること、人の喋りが入ること。そしてその話す人の動きやその環境が写真以上に多くの情報量を撮れ伝わることです。

インタビュー動画のメリット

インタビュー動画のメリットは声や表情、ジェスチャーが親近感を高め多くの情報を含んで伝わることです。動画の魅力の一つとしてメッセージを伝えるツールとしてインタビュー動画は雑誌など紙面上の文字や写真よりも視聴側にダイレクトに味わえるなどのメリットがあります。特にインタビューでの声や表情、ジェスチャー、服装や背景などからも多くの情報話す内容以上に多くの情報を含んで伝わります。そのメリットを活かしてビジネス面では多くの動画が活用されています。

インタビュー動画活用例

採用募集:現場の様子を臨場感たっぷりに伝えられる
員の1日に密着したドキュメント的に仕事内容や働き方を撮ればリアリティをもって伝わえることができます。
施設紹介:病院や公共施設などの魅力を視覚的・聴覚的に伝えられる
施設の魅力を利用者や施設側の声をインタビューすることで、その魅了を視聴者に伝えることができます。
商品販売:顧客の感想が購買意欲につながる
商品販売のインタビュー動画で、実際に商品を使ってみた感想や満足度を顧客に語ってもらえれば購入に有効的です。

作り方コツ①:動画の目的・ターゲットを明確にしよう。

最初のコツ。一番大切なことかも。動画を撮影する前には、まず動画の内容や構成を考えましょう。
内容や構成を考えずにいきなり動画を撮影すると、まとまりのない動画になってしまう可能性があります。「何を視聴者に一番伝えたいのか」という部分をしっかりと定めるのがポイントですね。そのためには、まず、視聴させるターゲット(見せたい組織や会社、伝えたい製品、人、それともサービスなど)を明確にして考えます。

作り方コツ②:企画と撮影準備・話者とインタビューワーを決める

ターゲットが決定したら、伝えたいメッセージを決めます。そのメッセージ内容を話してくれる「人・話者」が重要になります。つまり誰が、企画意図を明確に話してくれるかですね。人やメッセージ内容が決まると、自然と動画の「話者と関連する撮るものが」が見えてくるでしょう。
次に、インタビューする人を決めます。企画意図に沿って質問をしますが、話者の内容が意図と異なる場合などは、再度質問をして、意図との相違を正すだけの力量が欲しいですね。
インタビュー動画として深みが出て、視聴者を引きつけてくれます。

作り方コツ③:カメラの構図とカメラ位置

インタビュー動画での撮影では構図が重要です。横や斜めに視線が向く位置からカメラを向けると話者の印象が柔らかくなります。
つまり、「話者、インタビュアー、カメラ」で三角形配置になるようにすると、話者の視線がインタビュアーに向けて話すので自然な感じで伝わります。また編集で字幕を挿入するでしょうから画面位置も考える必要があります。

また、撮影時の被写体のサイズ変化にも工夫が必要です。主な撮り方のサイズは次の通りです。

  • アップショット:顔を中心に肩付近から映す撮り方。メッセージを強調したいときに有効。

  • バストアップやウェストショットはインタビュー動画の基本でアップやロングとは印象が異なります。

  • ロングショット:全身が入るように映す撮り方で、インタビュアーも含めたり、周辺情報を入れる場合に使われます。

かっこういい魅力的な動画に仕上げるために、話者の音声に被せるインサーカット撮って入れましょう。

インサートカットは情報量を増やすだけでなく動画・静止画やイラスト・文字でも効果大です。

作り方コツ④:編集


撮影後は編集を行います。
最初の作業のコツは、企画意図に沿ってOKカットとNGを分けます。
つまり企画通りのインタビューワーの質問、話者の応えの部分を、拾い上げます。
その次の段階で、インタビュー中の「あ~え~」といった不要な部分な聞きにくいところを取り除きます。
ただ、取り除くと顔の位置がガクンと動いて不自然になる場合があります。
その時は、アングル・サイズに変化をもたせた別カメラのもを、ガクンと動く上に被せるように載せます。
またあ、短時間で情報を伝えるために、資料やデータ挿入カットは重要です。
インタビューの内容に合わせて、短時間でも読めるように画面のデザインや文字数など整理が必要です。
BGMや効果音は、動画のアクセントになりますが、雰囲気に合ったものを使うことが大切ですが、伝えたいメッセージを壊さないように注意しましょう。
一般的にインタビュー中にはあまりBGMは載せないですね。

以下撮影時の機材等を紹介します。

機材:動画撮影カメラとマイク・照明


インタビュー動画の撮影では、下記の機材が必要です。

カメラ

  • カメラ(1台~)スマートフォンでも動画は撮影できますが、スマホはレンズが固定しているのでサイズの変化がつけにくい弱点があります。

  • 高画質で鮮明な動画が撮影できる一眼動画やビデオカメラが最適です。
    HDかフルHD以上の画質で撮影することをおすすめします。

マイク

インタビュー動画では音声の品質が非常に重要ですからマイクも必要です。なぜなら、音声が不鮮明だと視聴者は不愉快に感じやすく、最後まで動画を視聴してもらえないからです。インタビュー撮影では画質より音の方を優先するくらいの気持ちで撮影準備をしてください。

マイクには2種類あります
カメラの中にある内蔵マイクでも音声の録音はできますが、小さい声だと上手く音が拾えませんし、周囲の音が大きく入ったり、人の声が風呂場の中のような反響音になったりと聞きにくくなります。撮影専用のマイクを用意しましょう。インタビュー動画には、ピンマイクのように服の襟や付けるものは、自然な格好で撮影できるのが大きなメリットです。一方移動しながら臨機応変に音をしっかりとキャッチしてくれるガンマイクも場所に応じて使い分けます。

マイク数が多い場合
一番悩むのは、インタビューワーと話者が複数の場合です。ピンマイクであればその数を用意すれば良いのですが。スマホでもビデオカメラでもマイクの入力は普通う一つです。
ガンマイクなどで話す人の方へマイクを向ければ撮れるのですが、いきなり複数の人が話し出すと、全てを拾えません。
そこで、何本ものマイク入力がある小型ミキサーを用意してはどうでしょうか。ただし使うのになれがいります。

  • ガンマイク…離れた位置から特定の音を拾う指向性の強いマイクです。安価なものは指向性が弱く普通のマイクと変わらないものもあります。

  • ピンマイク…服の襟に付けるマイクです。もっともよく音が拾えます。マイクには有線と無線とがあります。移動しながらの撮影ならば無線のピンマイクが有利です。

照明
一般的な事務所などは、蛍光灯など天井からの明かりが均一に当たるので、それほど暗くなる心配はありません。ただし、蛍光灯や外の光などがミックスする部屋では肌の色などが不自然な映像になってしまう可能性もあるので、インタビュー動画撮影の際は照明も用意しましょう。ライトと被写体との関係から難しいのですが、話者などが椅子に座っている場合などは3方向からの照明をすると良いでしょう。

  • キーライト(メインの光で、やや斜めから当てる)

  • バックライト(人物の後ろから照らす光で、人物を浮き上がらせる効果があります)

  • フィルライト(明暗調整のライトキーライトで影になる部分を補うように当てます)

など上記のライトを調整すれば、被写体の表情の印象も変わり表情がはっきりと見え動画のクオリティも上がります。ただ、照明機材と照明の技術は高度なので、一般的なものは全体が当たるライト一つでもよいでしょう。
また、屋外などでは、逆光ではレフ板などの照明器具も活用することが大切です。


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