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もし、半年後にこの世からいなくなる運命だったら

こんにちは。今日ははっきりしないお天気…。明日はもう、月末ですね。
今年が6分の1過ぎてしまったって、本当に早いです!
頑張りましょうー。

今日は、ちょっと悲しく考えてしまったお話です。しんみり。すみません。
つい先日、癌で亡くなった方がいました。私は最近はSNSで見かけるだけで、このところは頻繁にはお会いしなくなった人でした。
その方は男性で、昨年10月中旬に病気が見つかって、3ヶ月ちょっとの短い間で、本当にあっけなく向こうの世界へ逝ってしまいました。

その人は男っぽくて、強そうで、いつも威勢が良くて、大勢の中でひときわ大きな声で話す人でした。その場を仕切ったり、人を取りまとめることが好きな人でした。
そんな人が、2年前に突然離婚しました。彼のSNSからは、お子さんと過ごす様子がいつしか消えていました。そのかわり、その寂しさを紛らわせるかのように予定を詰め込んで、毎日毎日人と会ったり出かけたり、忙しく動いているようでした。SNSで流れてくる彼の投稿や写真を見ながら、私はなんとなく、彼は本当は寂しいんだけれど、自分を無理に奮い立たせているんじゃないのかな…と思っていました。

そんな様子も日常的に慣れてきた頃に、急に入院することになった、とSNSの投稿が。ガンが見つかったときは、すでにステージ3。セカンドオピニオンのために、別の病院にかかったにもかかわらず、自宅療養となったと聞いてから、亡くなるまで約2週間しかありませんでした。
お父様が喪主で、お母様が訃報の連絡をお世話になった皆さんに、1人ずつお礼を言いながら電話して…。

私は、半年前のその人の姿を、この目で見ています。
彼は晩夏の神社のお祭りを責任者の一人としてまとめていて、奮闘していました。すごく元気で、もともとガッチリしていた体つきで肩の筋肉も隆々としていたのに、最後の頃のSNSでの病室での写真は、生気がなく、やせ細ってしまっていました。

去年の夏、照り返す強い日差しの下で、汗をかいて走り回っていた彼が、たった半年後に、自分がこの世からいなくなっているなんて、本人も想像すらしなかったでしょう。
「神様、そりゃないよ、ルール違反だよ!」って叫んでしまいそうに。
私自身が、自分が半年後にこの世いないことが、まったく想像できないと思うように。

あなたが、半年後に、もしこの世からいないとしたら、いなくならなければならなかったとしたら、どうしますか?

私は正直言って、自信がなく、本当にその事実を受け入れられるかすらわかりません…。

ただ私は、毎日をできるだけ、自分らしく、楽しく、穏やかに過ごしていたいと思います。今日も、できれば明日も明後日も、おいしいご飯を食べたいなぁ、と思います。
これまで以上に、自分を大切にして、大切にしたい人を大切にして、愛する人には愛してるよと伝えたいです。五感をフルに使って身の周りの自然の美しさを感じて、感謝の気持ちを持って大切に過ごしたいな、と思います。

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