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【Legacy/ MonoU-Control】青単コントロール(インタビュー記事)

こんにちは。「ひらこ」と申します。
2児の父になりました。普段はDiscordサーバーで遊んでおり、レガシーやパイオニアのデッキをチマチマ作っております。

今回はインタビュー記事と題しまして「青単コントロール」を紹介します。

バントコントロール・4色コントロールが跋扈するレガシーにおいて、単色のコントロールを作成した意欲作です。

↓↓デッキリストはこちら↓↓
https://www.hareruyamtg.com/decks/388897?display_token=5ef21.64d5d152fc983b

早速、作成者にインタビューしたいと思います。それではどうぞ。

なぜ「青単コントロール」を組みたいと思ったのでしょうか??

レガシーへの参入を下げるため、デュアランを使用しない構築を目指しました。

他の色で言うと、白はデスタク、黒はリアニメイト系、赤はバーンやストンピィ系、緑はエルフと確立されたアーキタイプが存在しています。

青単にもハイタイドがありますが、《Candelabra of Tawnos》や《時のらせん》が再録禁止なため候補から外しました。

今回のリストは再録禁止のカードは採用せず、かつ妥協のない限りで低予算を目指たものです。

わかります。デュアランは高額なんですよ。。。

青単を組むと決めた時点で、カラーパイ的にコントロールに着地することは予想していました。

しかし、後に紹介しますが、結果としてネメシスを入れることで少しビートダウン寄りの動きも出来るようになり、改めてレガシーのカードプールの深さを感じました。

近年はデルバーがほぼ一強。その他のデッキもテンポの早いアーキタイプばかりだったため、ゆっくりなゲームをする新しいデッキを使うことで環境への問題提起の機会になればと思いました。

青単というと、ハイタイドに代表されるようなコンボデッキやデルバー系のテンポデッキも組めそうですが、いかがでしょうか??

完全にこだわりの部分ですが、マイコカーンがしたかったのでコントロールにしました。

コンボデッキは、「テンポの早いアーキタイプばかり」という、いまのレガシー環境に問題提起したいため外しました。

また、青単のコンボにはオムニテルが存在するため、下位互換を作りたくなかったこともあります。

テンポデッキは難しかったです。もみ消しや目くらましがありますが、フィニッシャーになるクリーチャーがカラーパイ的に重く、走り切りにくいのが主な理由です。

青単コントロールを組むに際し、どのように試行錯誤していったのでしょうか??

はじめは60枚で構築しましたが、すぐに採用したいカードが多いことが見つかりヨーリオン型にしました。

そういえば、リストに《マイコシンスの格子》や《大いなる創造者、カーン》がありませんでしたね。
https://www.hareruyamtg.com/decks/523024?display_token=7fb10.fbe9b971b15e2a

《空を放浪する者、ヨーリオン》自体は稀にフィニッシャーになるかwillのコストになる程度でサイドに入れるほどのバリューはないのかも知れません。

例えば《ヴィダルケンの枷》はゲームの流れを変える強さがありますが、1枚だけの採用だと引かずに負けることが多く、メイン2枚、サイドに1枚が適正枚数でした。

しかし、これらは61枚目や62枚目のカードだったので、60枚構築だと採用が出来ないことが分かりました。

現時点での採用カードを紹介

勝ち手段は何ですか??

マイコカーンか、《真の名の宿敵》で殴り切るのが主な勝ち筋です。

このデッキには、どのようなシナジーを搭載していますか??

【フェッチランド→《神秘の聖域》→《予報》】
各種青系のフェッチランドから《神秘の聖域》を戦場に出します。《神秘の聖域》の効果で墓地のカードをデッキトップに置けますので《予報》で確実に2枚カードが引けますね。

【《緻密》→《予報》】
《緻密》で相手のクリーチャーをデッキトップに置いたとき、《予報》でそのカードを指定すれば実質打ち消しです。自分は2枚カードが引けるので《緻密》のピッチコストで失った手札を補充できます。

【《ザルファーの魔導士、テフェリー》+《待機》→帰って来ない】
《ザルファーの魔導士、テフェリー》はいわゆる3テフェの元になったカードです。呪文を唱えるタイミングがソーサリータイミングだけとなります。そのため、《待機》が終わった呪文は唱えられることなく追放領域に放ったらかしとなります。

【《青霊破》や《水流破》+《幽体の変容》→任意呪文の打消し、土地以外の任意パーマネント除去】
《幽体の変容》はモードにより、呪文やパーマネントに書かれた色を変更します。変更の対象先は《青霊破》や《水流破》。ここに書かれている赤という色を任意の色に変更します。

【《瞬唱の魔導士》+《待機》】
《待機》は一般には相手のクリーチャーを対象にして一時的に追放する呪文です。この《待機》を、ブロック宣言した自分の《瞬唱の魔導士》を対象に唱えることで、攻撃を1回耐えつつもフラッシュバックを2回唱えることが可能です。地味過ぎますが、布告系呪文を撃たれたときに自分の《真の名の宿敵》を対象に《待機》して一時的な回避もできます。

最後に、4色コントロールのことをどう思いますか?

自分も使ってるので個人的には面白いデッキですが、昨今のリストがコントロールかと言われると微妙です。

一方で色んな色を取り入れられるため安定度は高く、やりたいことの再現性は高いと思います。

コントロールが好きで使いたいカードや動きがあるなら、4cコンを模倣するところから始めるとヒントが得られるかも知れません。

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