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🇬🇧バイリンガル小学校🇩🇪3.一年生の学習内容
※このブログは2024年10月に書いたものです。
ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️)
息子のボクちゃんがバイリンガルの小学校に入学して1ヶ月が過ぎたところで、クラスの担任のMr.リード(仮名)からこの1ヶ月で子供たちがどんなことを勉強したのか報告がありました。
バイリンガル小学校シリーズ、前回はコチラ👇です。
私の記憶にある日本の小学校の授業内容とはカナリ違い驚きました~。笑
皆さんはどう思われるでしょう?
🇬🇧バイリンガル🇩🇪
ボクちゃんの学校では、ドイツ語と英語の時間になると生徒たちが
①ドイツ語優勢なキッズと
②英語優勢なキッズに分かれます。
ですから、26人のクラスが半分に分かれ、13人の少人数で授業が進められるのです。
これは良いですよね!
早速授業内容に移ります。
先ずはボクちゃんが属する①ドイツ語優勢なキッズのグループです。
第1言語ドイツ語🇩🇪
『最初の1週間は音節やライミング、そして音を認識することにフォーカスしました。そして初めてのアルファベット「I(アイ)」を学びましたー!』
え😱 1ヶ月で「I」しか習ってないの!?
と、ぶっ飛びましたが、先輩日本人ママによると、ドイツでは1年生と2年生でゆっくりとアルファベットを学ぶ、これが普通なんですって。
私が小学生の頃は(40年前ですが)国語の授業で一文または一節ずつ順番に読まされていたのを覚えているので、あまりのゆとりに衝撃を受けました。
🧏🏻♀️「ただ、私が見る限り生徒の言語力かなり個人差があって、教育熱心なご家庭(インド系は特に顕著!)では、すでに読み書きができるキッズもいます。」
第2言語英語🇬🇧
『まずクラスメイトとお互い知り合うことに時間をかけました。そして、どの言語がどの言語に似ているか、というお話をしました。
生徒の中には英語に初めて接する子供たちもいます。英語の基礎のある子供たちが英語を初めて学ぶ子供たちをうまく助けてくれています。
そして色、数、教室にあるモノの名前をおぼえました。』
ボクちゃんによると、コチラ👇のYouTubeを使って歌いながら踊りながら英語で数を覚えているそうです。カナリアップテンポですけど皆歌えるみたいです。
次に②英語優勢なキッズたちの授業についてもサクッと記録しておきます。
第1言語英語🇬🇧
『子供たちはアルファベットを書く練習帳と、単語のスペルの練習帳を手にしました。そして最初のフォニックス「Ss」を学び、次に「Aa」を学ぶ予定です。』
第2言語ドイツ語🇩🇪
『基本的なボキャブラリーを増やすべく、毎日教室内で使うドイツ語の単語にフォーカスしました。』
アート🎨
入学前に準備する買い物リストの中でもアートの授業に使うグッズが多かったので、どんなことをするのか個人的に興味津々でした。
入学前のお買物についてはコチラ⬇️をどうぞ❤️
『子供たちはネームタグを各自グラフィティーで作り、教室に飾りました。』
グラフィティーってBANKSYとかのアレですか!
街中ラクガキだらけのベルリンっぽい😂
ボクちゃんによると、さすがにスプレー缶のインクは使わずに、筆で名前の文字を描いたそうです。
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私は教室の中にまだ入ったことがないので実物のネームタグを見ていないのですが、きっと教室がカラフルになったことと思います。
ちなみに、アートの先生はドイツ語も英語もを話します。
スポーツ⚽️
スポーツの先生は基本的に英語を話しますが、ドイツ語も少し話すそうです。
『学校が始まった当初はまだ温かい日がありましたが、最近ではヨーロッパの冬といいますか寒くて暗い日々になりました。外での活動から体育館へ変わりました。目下キッズがハマっているのが「ゾンビ」というゲームです。』
気になったので、ボクちゃんに「ゾンビ」のルールを聞いてみました。
ゾンビ役のキッズにタッチされた人間役の子はゾンビになってその場で動けなくなる。でも、人間のがゾンビの足の間をくぐることで、ゾンビはまた人間に戻って動き回ることができる、というゲームだそうです。
🧏🏻♀️「鬼ごっこみたいなゲームってことで・・・」
算数🔢
『キッズは数の認識を強化しました。』
これは例えばアヒルが2羽いる絵を見せて「アヒルが1羽でも3羽でもなく、2羽いるねー」
って練習です。
『そして1と2について書く練習や概念について学びました。』
私は足し算とか引き算とかやってるんだろうと思っていたので、カナリ驚きましたが、先述の先輩日本人ママによるとこれもドイツの小学校では普通だそうです。
ちなみに、算数の先生はドイツ語で授業をすすめられます。
音楽🎵
『新しい歌と、ダンスを練習しています。』
音楽は担任の先生が英語で授業をしてくださいます。
ボクちゃんが私に音楽の授業で習った歌を見せたいと言うので、一緒にYouTubeで探しました。
コチラ👇が音楽の授業で歌っている歌の1つです。
かなーりファンキーでしょー。笑
子供たちはノリノリで汗をかくほど踊りまくるそうですよー。😂
トピックス💡
『教室でのルール、自分自身について、秋をはじめとする季節など、いろいろなことについて話しました。』
英語を話す担任の先生が担当します。
毎回違う「トピックス」について話す時間です。
🧏🏻♀️「秋?美味しい食べ物のこととか?」
👦🏻「違うよー!(道端の大きな落ち葉を拾って)この大きな葉っぱは風の当たる場所が広いでしょ。だから木から飛ばされちゃったの。もし葉っぱが細かったり小さかったら風は横を通り過ぎてた。」
🧏🏻♀️「アラ!そうゆうお話だったの!面白いね。」
👦🏻「ウン、面白い。あと知ってる?この大きな葉っぱももし真ん中に穴が開いてたら風はその穴から抜けて、やっぱり木から飛ばされなかったかもしれないの。」
ちょっとした物理ですね!これは私が思っていたより深い内容で以外でした。
また、クラスメイトの父兄から聞いた話によると、トピックスの時間に民主主義や選挙についてなどについてお話しした日もあったそうで、一部の親が「6歳の子供には早すぎる!」と文句を言ってゴネたんだそうです。
🧏🏻♀️「口出ししたがる親は何処にもいるんですね💦
私は早すぎるとは思わないし、先生も子供たちにわかりやすく説明したハズだと信じています。」
幼稚園の延長
ドイツの幼稚園では、日本の幼稚園と異なり基本的に先生の指示に従って皆んなで何か同じことをしなくてはいけない、ということがありません。子供たちは自由に遊ぶだけです。
集団行動がすでに幼稚園で身についている日本人から見ると、ドイツの小学校低学年が日本の幼稚園と同じこと(=日本では小学校入学やお勉強云々の前に身につけているはずのこと)をやっているように感じられ、よく「幼稚園の延長」だと言われるのがわかります。
ドイツでは特に入学して最初の学期は、45分の授業を席について集中して話を聞く、まさに「小学生になる練習の時間」という感じなのかもしれませんね。
次回へつづく・・・
それでは、今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki
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