🇩🇪👦🏻ベルリン小学校への道⑥Hort(学童)へ行く!
※これは2024年9月に書いた記事です。
ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️
この夏、私の最愛の息子ボクちゃんがベルリンの小学校に入学するので、その道のりを記録しています。
「Hort」初日
夏休みがもうすぐ終わるなぁ、と思っていた8月の終わり、小学校の入学式に先駆けて「Hort」が始まりました。
この「Hort」は日本で言う学童保育のようなものです。「🇯🇵ホーァト」と発音します。
学校が始まる前に子供を学童に行かせるなんて不思議ですよね?でも、働く親御さんにとっては夏休みの間も子供を預かってくれるこのサービスはありがたいはずです。
さて、生まれも育ちも日本🇯🇵の私。
ついでに私が幼い頃は、私の母は専業主婦だったので日本の学童すら知りません。
「Hort」、完全に未知の世界であります・・・。
初日の朝はボクちゃんよりも私の方が緊張していました。
朝8時前にボクちゃんと小学校へやって来ましたが、校内の右も左もわからないので、ひとまず学校の秘書さんのお部屋へ行きました。
🧏🏻♀️「おはようございます。彼は新1年生なんですが、何処に連れて行けばいいですか?」
👩🏼🦱「Hort でしょ!中央の大きな階段を上ったら広場があるの。そこに担当者がいるからその人と話して!」
🧏🏻♀️「オッケー。ありがとう!」
言われたとおり階段を上って広場へ行くと、大勢の子どもがいました。
そして「Hort」のケアテイカーも数人いました。
あえて「ケアテイカー」と書いたのには理由がありまして、この方々は「先生」ではないのです。
ボクちゃんは初めは緊張した面持ちでしたが、私が、
🧏🏻♀️「ドキドキしてるのはボクちゃんだけじゃないよ。この学校はこの辺に住む子供が来る学校じゃないの。皆んなベルリンの色んな所から来てるんだよ。
全員が今日『初めて』なんだよ!」
とボクちゃんに説明すると、スッと不安が解消したようで、
👦🏻「ボクもう大丈夫。ユキは帰っていいよ。バイバーイ!」
と私に手を振ってケアテイカーと共に建物の奥へ去ってしまいました。
チョットあっけに取られてしまいました〜。
あ、そうそう。ウチの子、よく私のことを名前で呼ぶのです。
「Hort」初日お迎え
初日はやっぱり不安で少し早めの14時前にお迎えに行くことにしました。
夏休み中の「Hort」では、子供を16時まで(※)預けられるのですが、私がソワソワして気になってしまって💦💦
(※時間は学校により異なります。)
学校に着くと、ボクちゃんが広い校内の何処にいるのか全くわからず💦
私は校内で迷子になり💦
通りすがりの大人(学校の先生なのか保護者なのか不明)に「Hort の子供たちは何処にいますか?」と何度も訪ねながら、なんとかボクちゃんを見つけることができました。
午前中ずっと「ボクちゃんはどうしてるかな?」と考えていましたが、私の心配をよそに、すっかり他の子たちと仲良くなっていました。🥹❤️❤️❤️
「Hort」のお友だち
ボクちゃんが幼稚園に通っていた間、ドイツ語レベルB1の私は息子の幼稚園のお友達と「お話」がちゃんとできていませんでした。
お恥ずかしながら、幼稚園で私が子供たちと話していたのは「お名前は何?」「あぶないよ!」「気を付けて!」などの最低限必要な言葉のみ。
あ!あとお迎えのときの「ボクちゃんが何処にいるか知ってる?」くらいでしょうか。
🧏🏻♀️「情けないレベルです・・・」
でも!
小学校のお友達とは話せます。キリッ!
バイリンガルの学校なので、すでに英語を話す子供がたくさんいるのです。
伝わる喜びたるや!🤩
ボクちゃんの新しいお友達たちは、私がボクちゃんと日本語で話しているのを見るや興味津々で、
👦🏼「ねえねえ!何語で話してるの?」
🧑🏼🦱「この学校で僕のベストフレンドはボクちゃんだよ!」
👦🏽「僕とボクちゃんは同じクラスじゃないかなぁ。だったら良いなあ。僕は1Aだけどボクちゃんは?」
👦🏼「見て!ボクの歯、ココとココがぐらぐらしてるんだよ!」
ナドナド・・・
まー、私に喋るわ💦絡むわ💦
彼らの家庭での言葉は英語なんでしょうね、みんなネイティブです。
私は久しぶりのネイティブスピーカーとの英会話にドギマギしました💦
ボクちゃんは英語の聞き取りはかなりできますが、アウトプットはまだまだできません。
英語で話しかけられたことに、ドイツ語で返していました。
これから小学校で英語を勉強するので焦る必要は全くありませんが、ボクちゃんは「わかるけど、話せない!」というもどかしさをすでに感じているようです。
この感情がポジティブに働くことを私は期待しています。🤞🏻
ホウレンソウ?
「Hort」のお友達とケアテイカーにお別れの挨拶をした後、そのまま学校からボクちゃんを近くのカフェへ連行🚨しました!
カフェで飲み物を頼んで席に着くなり、私は
学校で何をしたの?
どんな子と話した?
何処かに行ったの?
他の言語を話す子はいた?
全てが気になるので、
ランチは何を食べたの?
全部食べた?
誰と一緒に食べた?
トイレはキレイ?
・・・
質問の嵐!
ボクちゃんはダルそうに、
👦🏻「ボク、覚えてなーいよー。」
と焦らされました・・・
少なくともお迎えに行ったときは彼は楽しそうだったので、色々と本人から話してくれるまでグッと我慢して待とうと思います。
新学期の「Hort」
今はまだ夏休みなので「Hort」で子供たちは朝から夕方まで遊んで過ごしています。まるで幼稚園です。
新学期が始まったら、授業が終わってた子供たちは「Hort」で宿題をしたり勉強をしたり遊んだりして親がお迎えに来るまで過ごすのだそうですよ。
ただし「Hort」でのアクティビティは学校によって様々なようで、ちゃんとお勉強をみてくれるところもあれば、スポーツをさせるところ、ただ遊ばせるだけのところもあります。
学校が本格的にスタートしたら、また「Hort」についてご報告したいと思います!
次回へ続く・・・
それでは今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki
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