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実践型探究の全国大会、閉幕に寄せて
全国高校生マイプロジェクトアワード全国summit2021が閉幕しました。
今年は69,912名(29,594プロジェクト)の高校生がマイプロジェクトを実行し、その中で16,822名(6,225プロジェクト)の高校生がアワードにエントリーし、地域大会or学校大会でその取り組みをプレゼンテーションしたそうです。(今年度も過去最大数を更新!)
個人として嬉しかったことを3つほどピックアップ。
1.福島県代表から、初めての文部科学大臣賞が生まれる。
賞がすべてではないけれど、学びの祭典と呼ばれる舞台において、日本一の学びのロールモデルが福島から生まれたことは、素直に嬉しい。そして、彼女を取り巻く環境のことを良く知っているからこそ、ほんとに福島のみんなでとった日本一なんだな、と、感じている。おめでとう。そして、ありがとう。
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2.全国summitの司会を、ふたば未来学園の卒業生が務める。
緊張してるんだなー、っていうのがとてもよくわかるくらい、たどたどしくて。笑。でも、後輩に投げかける言葉はいつもの彼女らしく、着飾らない、そんな姿を画面越しで観れたことは、とても嬉しかった。3年前には、きっと誰も想像がつかなかった未来が、ここには確実にあったね。大役、おつかれさま。
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3.母校である新潟南高校から2つの代表プレゼンが選出される。
宮崎先生さまさまですね。笑。探究なんて微塵も感じさせないようなガチガチに凝り固まった進学校から、熱量高いプロジェクトが生まれ始めていること。とても誇らしかった。可能性を信じることの価値を、まざまざと見せつけられた気がした。地元、新潟には、ほんの少ししか貢献できていないけれど、自分にできること、また還元していけたらいいな。
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まだまだたくさんあるな。
■福島・島根・宮崎
文部科学大臣賞を取った子のホームチームには、たまたま隠岐島前高校の生徒も所属していた。福島と島根が繋がる感覚を得て、なんだか嬉しい。さらには、五ヶ瀬中等の生徒も所属。馴染みのある宮崎県も繋がっている感覚で、2倍嬉しい。いい出会いになったかな。
■ふたば・富岡・チア
福島県代表として出場した、ふたば未来学園のわがちゃんのプレゼンの最初の1ページ目には、富岡の桜並木と子どもたちの姿。その写真を、全国の舞台で示してくれたこと自体、とても胸を打つ。想いが乗ったプレゼンも、本当に良かった。再スタートだね。これからも楽しみです。全力応援!
■ファシリ・インターン生・高校生プログラム
全国summitのファシリテーターのうち2人は、みらいラボの元インターン生たち。生徒の学びを、また違った形で支えてくれている。心強いし、何より誇らしい。そして、そんな高校生のホームチーム全体の場づくりを務めたのは、現みらいラボ拠点長のPP。バトンをしっかり繋げてくれた。「ともに創る」ってコンセプト、いいな。描きたかった生態系が、見事に形になってきている。ほんとにおつかれさま。
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日本中にホームチームをどんどん増やしていくこと。昨年度の全国summitで、そんなインスピレーションを得て、そこからまた1年やってきた。
また創りたい未来に一歩近づいた気がした。
創りたい未来は、マイプロジェクトに取り組む高校生を増やすこと以上に、日本全体にやさしさの循環を生み出すこと。
誰かのチャレンジを、誰かが応援して、支えて。また時には、その人自身がチャレンジをして、また誰かがその人を支えていく。
そんなやさしさの循環を、すべての高校生のまわりにたくさん創っていきたい。
✳︎
またここから次の1年がはじまります。ほんとにたくさんの勇気をもらえた時間でした。いま以上に、日本全国にホームチームのような場所や機会が増えていく年になりますように。自分も頑張るぞ。
▼”全国高校生マイプロジェクトアワード2021 全国Summit" 文部科学大臣賞を『手話カフェ〜しゅわしゅわ〜』が受賞しました
https://note.com/junbishitsu/n/n679c208aec3a