2024年の幕開けにあたり
あけましておめでとうございます!年明け早々、多くの皆さんにご心配をおかけしましたが、新潟市の中心地で地震に遭遇するものの、家の中のものが倒れた程度で大きな被害はなく、無事に新年を迎えることができています。
一方、北陸には知人も多く、気持ちのザワザワは収まりませんが、できるだけ早くの復旧・復興を願い、自分にできることを一つ一つ積み上げていきたいと思います。
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今年の年末年始は隙を見ては読書の時間に費やしています。改めて組織開発関連の本をざざっとレビューして、年始に控えるデータ解析の発表会に向けた統計関連の本も読み読み。
そんな中、年末に届いて読もう読もうと思っていた寺田さんの著書「教育改革を改革する」も拝読。ゆっくり読もうと思っていたけれど、内容の共感度の高さに一気読みしてしまいました。
細かい内容は本に譲るとして、寺田さんの溢れ出る現場愛、そして、改革の実行を実現できる主体は現場にしかないというメッセージがひしひしと伝わってくる。
かといって、教育行政は指を加えて見ているのではなく、その実践を後押しするリソース、つまり、ヒト・カネ・盾・自律性のリソースを集め、提供し、現場の変化を促進させていくことの重要性も語られていた。
そして、現場は現場で、計画よりも実行の方が難易度が高いからこそ、「Artとして教育を行う専門性と、Scienceとして学習を分析して教育の質向上につなげるリサーチマインドの双方を持ち、多様な質的・量的データをもとに、絶えず実験を改善し続けることができる教師」の存在が求められているという。
まさに立教大大学院LDCでの「アカデミック・プラクティショナーたれ」という言葉とシンクロした。
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そんな本論?とはぜんぜん違う箇所でもとても共感した一文がありました。
それは、「僕の自分自身に対する自尊感情はとても複雑で、自分に全く自信がないわけではありませんが、一方で、特別な存在だと感じたことはほとんどありません。少し自信を持てるような出来事があったときも、心のどこかで、自分の能力が向上したからではなくて、単に今小さい世界に閉じこもってしまっているから(中略)、むしろこれは、より広い世界でチャレンジしていないことの表れなんじゃないか(中略)、成功体験を得れば得るほど不安になるという、このややこしい感覚は、とても苦しいものである一方で、自分自身の成長の原動力になってくれている」という一文。
大学院に入学してからというもの、慣れない環境や言葉が飛び交う中、それをいい感じに捌いていく同期を見ながら、出来ていない自分自身を痛感し、悔しい想いを重ねながらの日々を過ごしています。
もちろん今までの自分のやり方が通用する場面もありますが、もっといいなと思うやり方を横で見ては自信をなくし、そもそも、大学院にまで来て、今までと同じやり方をしている自分自身の守りの姿勢にも落胆し。。
それでも前を向き、そんなロールモデルとなる素晴らしい同期に囲まれていることを感謝する。自分にやれることは、今日も愚直にコツコツと歩みを進めていくしかないのだと思います。寺田さんにも後押しされるように、ますますがんばるぞ。
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昨年の新年の目標は、想と1ヶ月に1回、映画館で映画を観ることと、会いたい人に会える時に会うということ。
映画は振り返ってみれば、8月のみ空白期間で、あとは全部観に行っていました(逆に1ヶ月だけ未達なのは悔しい…)。
会いたい人には会えたかなぁ。コロナが5類になって、本当に動きやすくなった。11月は久しぶりに九州めぐりもして、やはり旅は自分にとってのインスピレーションの宝庫で、身体的な疲れとは裏腹に、たくさんのエネルギーをもらうことができた。
そんなわけで、今年の新年の目標も変わらず、想と1ヶ月に1回、映画館で映画を観ることと、会いたい人に会える時に会うこと。アクティブにいきたい。
ついでに、島根暮らしも大学院生活も、きっと2024年は節目の年になる。だからこそ悔いなきように、意識的にアクセルを深めに踏み込んでみる。やり切ったー、って言えるような1年にしていきたいな。
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みなさん、今年もよろしくお願いします。多くの方々と、多様で面白く、刺激的でワクワクするような時間をともにしていけたら嬉しいです。
ゆっくり、急ぐ。
今年の1つのキーワード。
年始は毎度のごとく、実家近くの温泉からスタートしました。今年も歩み始めます!
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