#36【五章上】Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)【プレイ日記】
20231029.
縮緬問屋のご隠居のお通りだーっ!
この印籠が目に入らぬか!
……──なんて、夢をみたんだ
「──成る程。つまり、力尽くで従わせてほしいと?」
これは若旦那の申し出を断った世界線。正規の物語。
若旦那は従僕となること拒むというのならば、それに値いせる力を示してみせよと云う。
剣気とも殺気とも異なる、あまりにも甚大極まる王の器のそれ──。
マスター無しの「逸れ」の為、若干の弱体化はされているがそれでも強い英雄王。
殻ゲージは、四つもある。
二つ破壊するとイベントが入り戦いはよりいっそう苛烈なものとなる。
宝具を普通に使ってくるところ、まじで笑いしました。
回想戦にも追加されるためいつでも再戦可能。
一度断っても、また、選択できるので結局のところどっち選んでも大丈夫。
『受ける』→『断る』→『一度断ってから受ける』で、達成率100%になりました。
※ランサー:真名あり
ライダー:真名・素顔判明
セイバー:真名ついに解放
逸れのアサシン・真名・宝具解放
逸れのセイバー・真名あり
四章分岐『土御門を討つ』ルート
-五章 空割れて-
義を見てせざるは勇無きなり
盈月を得て儀を終わらせようとしている由井正雪を追いかけ神田へと向かう。
道中はもちろん霊地を掌握しながらだ。
さすがに終盤というだけあって、敵もあの手この手といろいろな手段を使ってくる。が、しかし。このくらいになると、慣れてしまって作業ゲー感を感じるようになる。要は飽きた。
以前は結界で封じられていたが今はもう関係ない。
神田は人気がなく襲ってくるのは絡操人形や怪異などの人ならざるものばかりだ。
途中、南蛮の書を見つけた。錬金術に関わるものの様だが……。
日ノ本暮らしの長い紅玉の書には読めなかったらしい。
「命」「造る」「錬金術」といえば『人造人間』が思い浮かぶが……まさかな。
三度登場逸れのアサシンこと──真名・李書文。
確かここより二百年前の人物だったか。
なんかしっくりとくる名前、何処かで聞いたことのある彼の宝具『无二打』。
しかし史実の方の意味では全く知らないためいまいちピンと来ない。
伊織も唐土の英霊なのには気づいたようだが、流石に後世の人を知る由もない。
勝つと、こちらに寝返った李書文。
借りはちゃんと返す質の男のようだ。彼を操作できるようになったのはいいが、義理もちゃんと通すタイプな為、この後ある由井正雪との戦いには手を貸してくれない。
(※「逸れ」は連れていけます。)
《李書文が何処で聞き覚えのあった理由》
-光と闇-
歪な世を──す
浅草寺本堂にて伊織たちを待ち構えていた由井正雪──そしてライダー。
解っていたことだが、先の仲違いは示し合わされたもの。芝居だった。
あれは余興だったと、言い捨てた由井正雪は伊織に問う。願いし者として……貴殿は盈月に、何を希う。
伊織の願い──否、想いは盈月は、世に在ってはならぬモノ。正しき人の道であり続けるには「壊さなければならない」。
由井正雪の願いそれは世のあやまちの、すべてを正す。そして、真に平らかなる世を造り出すこと。
森宗意軒が造りし人造人間はそう語る。
神田でみた錬金術の書は森宗意軒の物だったか。
人ならざる人形はこの世のありようを目にしたその時に、感じてしまった。ないはずの胸が焼かれ握り潰されんとするように痛い想い、願い。
最早見て見ぬふりはできない。弱き者が奪われ続ける世の理不尽、血の地獄……歪ならば正さねばならない。故に由井正雪は盈月を求めた。
──歪な世を憂いての願い。
その願いは人の身では到底叶いまい。奇跡にでも頼らねば。
道理に通っている願いではあるが、黙認することはできない。故に、伊織はその願いごと盈月を斬る。
由井正雪とライダー、一人と一騎との戦い。
マスターがいる場合は兎に角マスターから倒す。それはもう試験に出るくらいに基本的な事だと覚えていて欲しい。
そして肝心のライダーたが。
回想戦でめっちゃ練習してきた。
「空の型」スキル獲って鍛えたらめっちゃ強い。
プレイヤー側も目で追えない速さの斬撃をくりだす「空の型」は動きの素早いライダーと相性がいい(気がする)。
弱点は、生命力が減ると火力があまりないところか?
それは「火の型」で代用。アクション下手ゲーマーは心配しなくても普通に戦っているだけで、常に真っ赤を維持してるためゴリゴリに火力が出せるから。
ムービーが入り遂にライダーの兜にセイバーの斬撃が決まる。
今までずっと避けてたのか、それはそれで凄いな。
鎧が砕け"中身"が顕となったライダーは不敵に嗤った。
強者が追い込まれば追い込まれるほどに嗤うというあれか──否。その微笑みは邪悪に極まれ。
正雪、貴女の憂いはどこまでも的を射ているのです。
世とはなべて歪なもの
歪み、捩れ、悍ましくも呻くばかりで
正さなど欠片もない
左様、どうせこの世は地獄なれば──
矮小十把、塵芥になるがいい!
莫迦な……。
-拒むなかれ、神鳴る抱擁を-
真名『丑御前』。
「牛頭天王の血を受けし鬼子にして──帝釈天の相持つ祇園精舎の神。即ち因陀羅の子。」
由井正雪には真名は源頼光だと伝えていたライダー。
源頼光と丑御前といえば兄弟で知られている。兄が弟を討ったと伝え聞いていたのだが……どうやら"こちらの世界"では、光と闇、源頼光と丑御前は同一人物で、此度は丑御前として喚ばれてしまった。
平安の世を乱したあの丑御前として──。
破壊を好まんとする丑御前は、主の命に従順に従い由井正雪の為、我が主のため、我が身を含めた、この世をただす。
もちろん。あの日誓った言葉に偽りなどない。
魂までも由井正雪に捧げると。
名を偽り、忌まわしき黒鎧に身を包んだのも、すべてはその願いが為。世界をただす為。
けれど戦いの最中悟ってしまった、頼光のふりでは、由井正雪と共にでは盈月の儀を勝ち抜けない。
江戸をすべてを砕き、人も英霊も塵にした後で──願望機にて! 丑御前が世をただす! 由井正雪の願いのままに。
もうこうなってしまっては誰にも止めることは出来ない。
令呪を使い止めようとする由井正雪の言の葉を完全に無視し、丑御前は江戸のすべてを破壊せんと動く。
《FGO勢なら、この展開事前に予測できた?》
他の方の日記で、知ったのですが「FGO」でも源頼光と丑御前が実は同一人物だった?! みたいなのが過去にあったそうです。
初見じゃ絶対に分からない小ネタ。
さて、暴れ狂う丑御前をどうしたものか。
霊地から莫大な力を得ている丑御前。ならばその霊地を取り返し力を奪えばいい。
抑える場所は、神田・吉原・上野・浅草の四箇所だ。
由井正雪、宮本武蔵、気を伺っていたランサー陣営、セイバー陣営それぞれでことに当たる。
ランサー陣営は連続戦。宮本武蔵はフィールドを探索しながらの連続戦。
セイバー陣営は一戦のみだがイベントを挟みすぐ丑御前戦となる。
黒鎧のライダーの動きを更に速くした蜘蛛。
雷撃や範囲攻撃、時間差攻撃などしてくる為、回避のタイミングをミスりやすい。
回避しやすい攻撃もいくつかある。それを出すモーションを覚えてその時に応刀を決める。
ある程度生命力を削ると待たせたな──と旭将軍参戦。
別の「逸れ」を連れていた場合旭将軍と入れ替わる(多分)。
万能型のセイバーが一番使いやすく、ずっとつけっぱにしてるから分からない。
ここで改めて気づいた、旭将軍も姓が源だ。
なーんか因縁が有りそうだな……と思いつつ調べるのが面倒なので気になる方は自分で調べてください。
ある程度削ればまたイベントが入り、今度こそ決着だ。
もうひとつの宝具を解放したヤマトタケル。
彼の斬撃により討たれた丑御前の最期はまるで──。
悪鬼は討たれた。盈月の儀の終わりはすぐそこだ。
地右衛門から感じられる、剣気とは異なった、あの業火が如き殺気。何だか、妙に……──。
《雑談:女神転生やって良かったっていう話し》
終盤なだけあっていろいろ明らかになった五章。
歴史には疎いですが、ゲーマーなので神話はわりと知ってるのです。
ライダーの真名である『丑御前』も『源頼光』も、全然知りませんでしだが『牛頭天王』なら知ってます。
何故なら、女神転生で出てきたから(キリッ)
そう考えると、アトラスゲームっていろいろ出てたんですねー。
ゲーム用に変えられているから、一般に知られてる内容とは違うだろうけど、勉強になりますね。
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