#10【プレイ日記】Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)
20231004.
前回まであらすじ──
霊地争奪戦入門編をこなしつつ、伊織は幕府の要の一つである上野に立ち寄った。
もし幕府が敵ならば、挑発や斥候として見られる筈。相手の出方を伺おというわけだ。
──結果は失敗。上野に行った報酬は逸れのライダーを仲間に出来たくらいか。
-一章 魔人の狂宴-
勝ちを知るべく陰を動かす
名所など、一部の霊地を掌握すると秘められた霊地力により伊織の能力が大きく強化されるほか、制限時間延びる。
逆を云えば霊地を奪われればステータスダウンとなる為、敵に奪われないように気をつけねばならまい。
経験値も入るため霊地はなるべく掌握していきたいところだ。
さて、上野でのやる事は終わった。邪魔をしていた怪異も倒した事だし、水道橋にいるという軍学塾の門下生を探すとしようか。
水道橋では奇妙な出来事が起きていた。
一昨日前の早朝、旗本とその家人やらが十人近く、路のそこかしこにやられ転がっていた。一部始終を覗き見ていた者曰く、下手人は何だか古めかしい鎧武者だったと云う。
町民たちはやれ怨霊の仕業だ、やれ落ち武者の祟りだと大騒ぎ。最後はどこかの辻斬りの仕業ってことでお終いに……なるはずだったのだが、何を思ったかお上は屋敷の主が下手人だと決めつけひっ捕らえに来たところを偶然に伊織たちが全て倒してしまった、と。
用心棒の男は云う、「また浪人に戻っちまったら正雪先生に申し訳ない」と。
用心棒の男は由井正雪の軍学塾に通う門下生だった。
軍学塾に興味がある振りをして場所を聞き出すと、由井正雪の軍学塾は最近巷で人気の神田に構える「張孔堂」と云うところらしい。
名前くらいなら伊織も聞いた事があったがまさかそれが探していた由井正雪の軍学塾だったとは……。
目的の情報は手に入ったがとりあえず体制を整えるためひとまず長屋へ帰る。
帰る前には必ず霊脈との繋がりを閉じる。
これは即ち、自分たちの通った道を敵に悟られないためである。
霊脈の繋がりを見れば自ずと本拠地の在処もバレる恐れがあるからだ。
最初のうちは紅玉の書の言う通りに進めばいいだけ。
だが物語が進めば自分で考えて進まないと行けなくなるため、将棋などのテーブルゲームが苦手と云うほどでもなく、かといって得意と云うほどに上手くない人にとっては微妙につらい。
-異傅-
溢るるは王気か商才か
浅草に入ると町民たちが何やらざわついていた。
聞くところによると、門屋街に新しい店が出来たらしい。店主はなかなかの切れ者で一度見たら忘れない強熱な印象を与えるらしい……。
しがない縮緬問屋の若旦那を自称する男、その正体は浅草の地に根をおろした逸れのサーヴァント。
筺は基本七騎とは違う「裁定者"ルーラー"」。
能力・真名・役割すべてが謎。唯一解るのは「王の中の王」そう云われて、納得せざるを得ない王気。余人のまるで及ばぬが如き、将気。剣の腕は伊織でも計り知れない。だが、並大抵なサーヴァントではないことだけは解る。
他を圧巻させる言動の突発さは子供らに受けはいいようだ。
近所の子らが飴をを貰いに遊びにくるほどに、若旦那に懐いている。
その飴は若旦那が丸二日かけて作った自身の模した物だった……。美しい肉体美は解る。が、それを子供らにべろんべろん舐めれるのはいいのか。
お遊びで店を構えるくらいだ、逸れのルーラーは盈月の儀には毛ほどにも興味はないらしい。
盈月を贋作だと吐き捨てた。猿真似の儀など陳腐極まりないと。
ただ儀に身を投じた者たちが何をのぞみ、如何に足掻くか……その過程は幾らか興味があり、当世を過ごす上での、良い座興として彼なりに楽しむようだ。
かくして。少し、いやかなり変なサーヴァントと知人となってしまった。
同じ浅草の地に住まうものとして、事を荒立てず穏便に済ましたいところだが……ここで子供が高い霊力を秘めた石を持っていることに気づいた。
聞くと友達のえい吉から貰ったらしい。……あのルーラーの店から盗みを働いたな。
その石の持つ霊力は怪異の好むもの、持っていれば子供たちが危険だ。
やはり怪異に襲われていた。
間に合い危機は脱した。こんなことは二度とするなよ、と子供ら(とくにえい吉)に言い聞かせあの逸れのルーラーの元へと戻る。
「思いの外早かったではないか。」
奴の手のひらの上で踊らされていたようだ。
王とは座して待つもの。我が手を出さずとも解決する問題に、かかずらっている暇など無いわ。
それは店主も同じこと、と云われても王でも店主でもない伊織とセイバーには分からない。解るわけもない。
此度の件を解決した褒美だと。
勝手に承諾したことを帰り道ずっと不満げな顔で文句を言い続けていたセイバーだったが、これはいい稼ぎになる。米が食えるぞ。と云うと。
To Be Continued..
一応、本編では真名が明かされてないので「ギル様」とお呼びします。
来ましたね! 万事屋みたいなものだからわりと序盤で来るとは思ってたけど来ましたねっ!
ギル様はどこの世界でもギル様でくぅ〜いいっ!!
わたしの初ギル様は「CCC」です。
最初見たときはなんだ、この金ピカピンは。なんだ、この傲慢な野郎は。ってぶっちゃけ嫌いだったんですがストーリークリアする頃にはどハマりしてましたねっ。
あの当たれば最強の宝具「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」が強いのなんのって。
「CCC」のラスボス戦で、宝具出せれば勝てる。宝具出したら勝てる。宝具さえ出したら……おっしゃぁああって、あぁ懐かしい……そりゃ惚れてしまうよね。
「異傅」は、一個のボリュームは短いですが数があるので全部書くかは悩み中です。
ストーリー中強制的にやらないといけないのは書きますが、任意の奴は考え中です。
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