
#34【ネタバレあり】Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)【プレイ日記】
2023.10.28.宮本武蔵:幻想霊衣
逸れのバーサーカー真名・逸れのセイバー素顔・真名⚠︎
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今回の異傅──
ととろんが去った後の吉原。
ととろんと高尾太夫が逢う前の吉原。
一番使ってる逸れの面の下をお披露目。
最後は少しだけセイバーの過去のお話し。
-異傅-
我こそは悔根の闘士

ぶらり立ち寄った女の園──吉原。
吉原の霊地を要石にして召喚された逸れのバーサーカー・サムソンを弔い塞ぎ込んでないか様子を見に来たが要らぬ世話だったようだ。
吉原で遊女をやっていれば、誰が失せた、誰が逝った、一々しょぼくれたりなんてしてられない。
身体的にも精神的にも強くならなくては、吉原で生きていくことはできない。それにサムソンはこうなることを、望み、満足して還ったと高尾太夫は云う。
サムソンは消滅するのを望んでいた。
前に伊織が脇差を拾ったことがあった。あれは高尾太夫がサムソンへ渡した物だ。拳で戦う闘士なのにはなみはなさず後生大事にしていた。
それなのに土御門に操られ一時帰還した日の夜、高尾太夫に突き返したそうだ。また術に堕ちた時これで……ということだったのだろう。

霊基が壊さればサーヴァントは光となり消える。
しかし切った髪だけは遺った。
それに意味があるのかは解らないがサムソンが当世にいた証。ありがたく頂戴する。
……覚えていてほしい。
バーサーカーなんぞに定めながら、誰も恨まず、赦して、守ろうとしてくれた──
誰よりも優しい、一人の男のことを。

-異傅-
狂える闘士と天元の花
高尾太夫の元に流れ着いた漂白の士は
三浦屋の用心棒として剣を振るう
そんな日々の一幕に
吉原の守護者となる
偉丈夫との出会いがあった

目と目が合えば即試合の合図。
戦いに狂いし戦士ならば致し方なし。
しかし。戦うことに目がくらみ周りが見えなくなるのが玉に瑕。
見かねた高尾太夫が止めに入る。

そして──サムソンは、出会ってしまったのだ。
愛すべき、恨むべき、そして赦すべき者の面影を持つ女に。

-異傅-
旭日昇りて太刀は耀く

逸れのセイバー・真名「木曽義仲」。
倶利伽羅峠の戦いで、平氏の大軍を撃破した英雄であり、北陸の覇者。
旭将軍と云えば何処で聞いたことがあるだろう。
旭将軍の異傅は彼と戦い奥義を授けてもらうと云うもの。ズドーンに気をつければ大丈夫(語彙力)。
【破鏡不照】

幾多の戦場を駆けた
屍の山を越えた先に
穏やかな世があると信じて
──否
俺が真に求めていたのは
ただ彼女と共に
静かに生きてゆける明日であった
故にこそ──
彼女無き当世に懸けるべき願いは無く
他者を除いて満たすべき欲も無い
巴、巴、お前さえ居たならば──
……いや
俺はただ、使命に殉ずるのみ
衆生を貪る悪鬼を断つ
鬼が闇を喚ぶならば、旭の将軍が立たねばなるまいよ

旭将軍は聞いたことある程度で、ピンとこなかったんですが巴で判った。巴御前の旦那さんだったんですね!
巴御前は、鬼の血を引いていました。
しかし荒ぶる悪しき鬼じゃなくて、平穏を愛した「善なる鬼」でした。
彼女の善性を愛するが故に、江戸を暗躍する「悪鬼」を憎み、討たんと執拗に追いかけていたんですね。

-異傅-
吾妻はや
儀ももう終わりが近い。それは別れが近いと云うこと。
セイバーは日頃世話になっているカヤに手作りの櫛を渡したいという。
まるで迦具夜様/かぐや姫の無理難題のようだ。
(※)迦具夜比売命…「古事記」に出てくる応神天皇の妃。
一つ目のお題の品「龍の涙石」

うつくしいものに目がないタマモアリアが持っていた。
アリアのお気に入りの品であったが、伊織の持つ唯一無二の宝物(貴石×20)と交換で手に入れることが出来た。
しかし唯一無二の品だと云うのにいっぱい欲しいとは……さすがは媛だな。
二つ目の品は「大鬼の狂角」

並大抵の鬼では駄目らしい。めっぽう強い鬼じゃないと。
助之進に聞くと丁度良さそうなのが等々力に出現したらしい。よし、狩って来るか!
三つ目のお題の品は「乙姫の貝飾り」

乙姫といえば、やはり海だろう。
海辺へと探しに来たが、セイバーは浮かない表情……それもそのはず海に良い思い出がないからだ。
かつてこの海で最愛の人を喪ったから。
蛸の怪異に襲われたが無事目的の品を回収。

作った櫛はもちろん愛する人の遺品を模した物。
荒ぶる海神を鎮めるため、海に身を投げたオトタチバナヒメ。鎮まった波打ち際に流され着いたのは彼女が大切にしていた櫛だった。
その櫛を返す。そして改めて誓おう。
──今度こそ、きみを守ると。
