#33【プレイ日記】Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)
20231025.四章「土御門を討つ」ルート。
【無為自然】
一連の騒動は……
少なからぬ犠牲を払いながら
首謀者・土御門泰広の命を以て幕を引いた
だが、新たな火種は此処に
命が燃え、月が満ちゆき
儀は、終わりへと近づく──
-五章 空割れて-
我が貫くは善の一念
土御門某は斃れた。無事に逸れの一件も片付いた。
ここに至り、思い起こされるのは……サーヴァント。
英雄、英傑たちの鮮烈な死に様ばかり。
誇り高きアーチャー。
己が友と、無辜の民を守って散った男。
……逸れのバーサーカー。
微笑みを残して逝った、金剛の偉丈夫。
……アサシンも、既に斃れた頃合いか。
盈月を求める敵ではあったが、人としての筋は通っていたドロテア。
彼女は異郷であれ、無辜の民を守るのは貴族の定め。そう云って自らを捧げ、江戸の民と街を救ってくれた。
そう。彼女の最期を語るのはドロテアの配下のジョバンニ。彼女の遺言で伊織たちに有利になるよう動いていたようだ。
盈月の力で召喚されたサーヴァントは、儀に敗れると"器"に魂が回収される。
魂は、魔力として器に溜め込まれていく。英霊の魂は膨大な魔力の源だからだ。
魂を溜め切れば、おおよそあらゆる願いを叶える魔力が溜まるだろう。これを以て、盈月は願望機と化す。
……霊地に設置した器を以て、魔力溢れる盈月を目覚めさせれば、願いは叶う。
ドロテアは「鍵を用いて」と云っていたが、今のところ「鍵」が何を指すのかは解らない。
セイバーとも話したがやはりあんな人の理を無視した代物を野放しにしてはいけない。
「願い」とは、奇跡に頼り叶えるものではなく、自分自身の力で勝ち取るものだ。
カヤの幸せを願う伊織。
未だ、己の願いを思い出せないというセイバー。
二人は盈月を破壊するため、現在盈月を持っている由井正雪を追う。
七人いたマスターも残り四人。……儀の終わりは近い。
-異傅-
大魔女の約定
「兄上!」
慌てた様子でかけ走って来たカヤ。どうしたと聞けば子猪の使いがブヒブヒと伊織とセイバーに言伝を頼んだそうだ。……キルケーだな。
カヤの勘違いは兎も角、キルケーを招く準備をしよう。といっても、するのは伊織たちでプレイヤーはただ見てればいい。
いつもは旅人に(無理やり)キュケオーンを食べさてばかりだったキルケー。
客を招く側で、招かれる方はやった事がない。
少しばかりテンションがおかしくなっている。
手土産だと貰った援護礼装はなかなかに良いものだ。
今回の異傅で、キルケーは終わり。
最後に宝具が解放された。相変わらず面白い戦い方。
-異傅-
戦士は矜恃のために
待ってましたと言わんばかりに目を輝かせているランサー。
確かにいろいろあったもんな……。何回も戦ったような気がするけど操られてたからノーカンだもんな……。
何度も戦わされた為、本気のぶつかり合いだといわれても大体の人は、またかよっ! といった感じだろう。
もう面倒くさいから、真名だけ暴露しよう。
わりとFate初期からいるようなイメージのある青のランサーこと、クー・フーリン。
真名判明・宝具解放と同時に奥義も解放された。
新たな必殺技か何かかと思ったら、魔術にカテゴリされていた。
魔術判定なのか、物理なのかイマイチ分かん。そして発動に貴石11個は多い。
貴石、信じられないほど知らない間にごっそりと無くなるのは何故?
-異傅-
兄弟は左右の手なり
土御門隆俊の異傅。
兄亡き後。陰陽師としての才に恵まれなかった弟は儀の後始末におわれていた。
術の才能がないのなら別のことで頑張ればいいじゃないか。
生前兄泰広の言葉。
自分が亡き後、弟が苦労しないように泥を被った兄。彼のそのやり方は決して赦されてはいけない行いであったが、弟を思う気持ち、そして兄を慕う気持ちは本物だった。
たくさん間違えた兄弟だが心だけは通じ合っていたのだな。
──やっていることは、間違えだらけだったが。
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