#2【プレイ日記】Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)
20230928.
前回までのあらすじ──
慶安四年江戸の浅草町にて宮本伊織という若者が謎の刺客に襲撃された。
刺客の頭は鬼のような黒鎧に身を包んだ武人と、烈士を志す聡明な瞳の由井正雪と名乗る侍。
敗北し散りゆくその瞬間伊織が願うのは──。
※学がないのでそれっぽい雰囲気だけで書いてます。
授業中基本寝てた。
-序章─眩き夜に-
日々是好日
数刻前──
まだお天道様が顔を見せる頃、伊織は日課である鍛練に身を励んでいた。
「兄ちゃん、見つけた!」
声を掛けてきたのは名をカヤ姓を小笠原という少女。姓は違うが彼女は伊織の妹にあたる。両者に血の繋がりはない、二人の養父が宮本武蔵だったという繋がりだ。
真剣を握る剣士に対してどうどうと近寄る肝っ玉。
養父亡き後は小笠原の家に養女として預けられたが、ひとりだとその日の飯もろくに食べらない兄を心配し足しげく浅草へ通っては、甲斐甲斐しく世話を焼いているのだった。
ついこの間も、飢えてこそ辿り着く境地が……と云って行倒れたというのに今回も食事を忘れて鍛練に励んでしまった。出来た妹には頭が上がらない。
回復アイテムでもあるおにぎりを三個貰えた。ふつうに嬉しい。
-探索する浅草の町-
町人犬猫散歩
戦闘入門編がとりあえず終了し記録を残せるようになった。今作は手動だけで二十一個もある。
物語に分岐などあるのかはまだ解らないが、記録する場所はあればあるほど嬉しいものだ。
カヤの施しによりいくらか腹が膨れた、膨れたなら今度は銭を稼ぎにいかねばいかない。伊織は仕事を紹介してくれる馴染みの人物助之進の元を訪ねることになる。
江戸の町──浅草は長屋が並ぶ庶民の町。入り組んだ道に惑わされ迷いそうだが案内する謎の光があるため心配ご無用。広大な浅草の土地も地図にしっかり記載されているため目的地を見失いにくい。
町人たちに話しかければ耳寄りな情報が聞ける……かもしれない。犬や猫も放し飼いにされている。もふれば癒され戦いの疲れが吹き飛ぶだろう。
土地勘のないものでも、ただ見てまわるだけで楽しくなる浅草の町。助之進のことなんでどこ吹く風。
-仕事の依頼-
浪人退治
もっとゆっくりと浅草の町を見てまわりたいところだがまだ探索範囲には縛りがあり自由には見てまわれない。しかたなく助之進の元へ訪れると、狼藉を働く浪人の退治を頼まれた。
慶安──徳川の家康公が天下を統一しその息子へと世代交代して間もなくだが世は落ち着くより落ちぶれていた。改易や取り潰しに遭う大名家が多い。よって浪人も増え行き場を無くした者たちが狼藉を働くのだ。
伊織もまたその日の銭で生きる浪人だが、亡き師匠の教えを守り曲がることなく彼なりに真っ直ぐに生きている。……もし生まれたのが戦乱の時代だったのなら名だたる将になれたやもしれないのに。
戦闘指南書中編剣豪との戦い。
戦闘中鍔迫り合いが発生することがある。指定されたボタンを連打するのだが急に発生するためワンテンポ遅れる。少し間違えた程度では問題はない。
剣豪や浪人はちょこちょこ出現するため貴重な経験値取得場所となる。見つけたら積極的に狩りに行きたい。
-招かれざる客-
痣
仕事を達成した伊織だったがその左手の甲に見慣れない痣があった。剣豪はかなり手強かったが手に傷を受けた覚えはない。
剣豪の言っていた「痣持ちか。お前も選ばれた者なんだな」あの言葉の真意は……気にはなるが痛みもとくにないし病院に行く金もない、なら放っておく他ないか。
本日の銭は4200円。明日は吉原で揉め事の処理だ。
仕事を終えて帰宅する伊織の後を追う黒き影。
人々が寝静まった夜更けノックもなしに襲撃する刺客あり──眠れぬ夜の始まりだ。
To Be Continued..
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