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#25【プレイ日記】Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)

20231018. 宮本武蔵:幻想霊衣

©TYPE-MOON/コーエーテクモゲームス All rights reserved. 制作協力 アニプレックス


今回のあらすじ──

行方不明だった「ととろん」との再会。
神奈川湊でのアーチャー陣営の苦労話に、高尾太夫の苦悩。今日は異傅祭りの開催や〜。






-異傅-
異国の闘士、浅草に現る

……と、ととろん?



驚き桃の木山椒の木。とは、このことか。
異国の偉丈夫が長屋の隅っこで膝をかかえてるじゃあないか。


神奈川湊の一戦で、姿を消したものだとばかり。……実はあの後、自分の足で吉原に帰って来たらしい。その体調は至って良好で、もう操られている様子もなかったそうだ。


ぐっ!



そしてすっかり大人しくなった逸れのバーサーカーだが何やら伊織に用があるらしい。
武蔵が恥ずかしがってないで言っちゃいなよ。と、まるでうら若き女学生のような茶々をいれている。


なっ……か、可愛いだと?!



用というのは、先日返した脇差の事だった。異傅─狂戦士たちの宴
拾った物を渡しただけのこと。だったのだがバーサーカーにとってあれは余程大事なものだったらしい。
狂戦士バーサーカー故にその表情からは分かりずらいが、まとう雰囲気は柔らかなものとなっていた。

逸れのバーサーカーとの絆を取り戻し、再び何時でも喚び出せるようプレイアブルキャラになった。
正直なところ。バーサーカーで人間を何人××する。スキル解放するためくらいにしか使わなかった。
やっぱりコスパがな……。わたしはセイバー派ですな。好きにカスタマイズ出来るし。


礼の品だともらった礼装はなかなか良い品。
万能薬エリクサーを最後の強敵戦まで使わない派のわたし。何時使えばええんじゃい。
貰っておいて何だが、礼装の枠五つしかないんだよ。


隣接する小霊地掌握
だから手っ取り早く陣取れてめっちゃ便利で不便







-異傅-
影なる兇手きょうしゅ、再び



(発生した町の名前忘れた)


玉縄で会った鋭い眼光の老爺。逸れのアサシンと再び相見えた。
やはり彼も他逸れ同様に何者かに操られている様子。
言の葉は通じない。ならば討つのみ!

戦闘となる。しかし逃げられて終わった。
逸れのアサシンは上野へと逃げた。今はこれを頭の隅に留めておこう。

逸れたちは何者かに操られている。ならば他の逸れとも連携を取っているやもしれんからな。







-異傅-
見知った拳、見知らぬ気配




カヤが略取の憂き目に遭ったその夜


彼女を救うべく力を尽くした伊織


一方、伊織と別れた彼の盟友たちも


カヤを捜して東海道を南へとひた走っていた






「二人とも、遅かったじゃない。
生憎だけど、もう獲物は残ってないわよ?」



「なーにが獲物だい猪侍」と云うのは鄭成功ていせいこうの言葉。
狂戦士故の性か、バッタバッタと怪異をねじ伏せながら進む武蔵に呆れ顔だ。
一応カヤを捜し助け出すという目的までは忘れていないようだが目の前にいる獲物は全て余さず切り捨てないと気が済まないようだ。あー……これは重症だな。

だなと話していた際に入った知らせ。神奈川湊で伊織が逸れのサーヴァント数騎と交戦していると。
これは考えるより、先に行った方が良いと。爆走する狂戦士。




道中かち合ったのは見知った顔。
正気を失った様子の知人との戦闘。可笑しい。この老爺の拳はもっと鋭かったはず、脚も精気を欠くというか。本来はああじゃない筈。
あれじゃまるで、誰かに操られているみたいな──。


鄭成功たちとも合理し、急ぎ神奈川湊へ向かおうと、した矢先逸れのバーサーカーの雄叫びが聞こえた。
彼が吉原から離れないし、離れられないことは武蔵が誰より知っている。その彼が吉原から離れたということは……考えるよりも先に体が動く。

鄭成功は二騎の狂戦士が暴れても大丈夫なように町民たちの避難を誘導する。
アーチャーは無作為にこちらの狂戦士武蔵が暴れないよう手網を取るため彼女を追いかけた。







-異傅-
寒風に負けじともゆる紅葉かな



男の欲望と女の願望──渦巻く華の町吉原。


和解し、自由に出入り出来るようになったので散歩していると困り顔の武蔵を発見。どうやらたか太夫にお使いを頼まれたようだ。


……子供かっ! 可愛いなっ



 女人の師匠武蔵はどうやらお使いが得意じゃないらしい。
江戸は広い。面白いものが山ほどある。見移りして、余計なものを買ってしまわないと誰が云えようか。
ちなみにセイバーもそちら側。わかる。わかるぞ。とうんうん頷いていた。



目的の品は三つ。全て品川で手に入るものらしい。
武蔵とセイバー。大きな子供を連れて店を見て回る。途中怪異に襲われもしたが、サブサーヴァント枠が武蔵になっているため、ちゃっちゃと交代して倒した。やはり師匠は別格に強い。


今日買った品は全て高尾太夫が自分で使うものというよりは、禿かむろの娘たちに使うものらしい。
優しい高尾太夫らしい。吉原じゃ禿なんてすぐ替えの効くどうでもいい存在だというのに。


(※ 禿かむろ……太夫・天神などの上位の遊女(花魁おいらん)に仕える少女(六・七歳から十三・十四歳くらいまで)のこと。)







「禿ごときがわしの邪魔をしおって。
──無礼討ちだ。」


ある禿が旗本にやらかしちまった。
激昂した旗本は幼子相手だってのに腰の刀を鞘から抜いた。
男の勝手でこの娘の命を取られてたまるもんか。覆いかぶさり禿を護るあたしを男は恍惚とした表情で舌なめずる。



「……ふ。これはこれで良いな。
今宵は、なますさかなに飲むとするか──。」



(※なます……細かく刻んだ肉。
     転じて、大勢で人をめった打ちにすること。)
(※さかな……お酒と合わせる料理全般のこと。
    おつまみは名前の通り、手でつまんで食べられるような手軽なもの。)




ああ……もう駄目かと思ったそのときだった──武蔵ちゃんが現れたのは。




新免武蔵守藤原玄信しんめんむさしのかみふじわらのはるのぶなんて亡くなった御仁……しかも男の人の名前を名乗るんだものさ。笑っちまうよ、まったく。

でも、武蔵ちゃんとの出会いがすべての始まりだったんだ。
あたしの願いを本物にする戦いのさ。




to be continued..

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