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「FINAL FANTASY VII REMAKE」感想まとめ

3月のPSplusのフリープレイに追加されていたのでクリアまで遊んだ感想をまとめてみました!

ちなみに前作は未プレイです!

プレイを検討されている方のお役に立てれば幸いです!

◆概要

今作は初代PlayStationでリリースされた不朽の名作「FinalFantasyⅦ」のリメイク作品です。

星の命をエネルギーへと変換し、発展を遂げた巨大企業「神羅」

星の命、そして未来を守るため神羅に反旗を翻す組織「アバランチ」

そして、主人公である元ソルジャー、クラウドはその闘争へと巻き込まれていく。

◆ざっくり感想

詳細にいく前にざっくり感想を!

シナリオに関しては本作で完結していないので今の時点では何とも……。

そして戦闘は難易度ノーマルでプレイしたのですが、非常にストレスを感じる場面が多かったです……。

クリアまでしたのですが、振り返ってみると戦闘が面倒くさかったという印象で全てがかすんでしまっている……そんな印象です。なので全体的に感想としてはマイナス面が多いです。

ただグラフィック、音楽に関しては非常に出来が良かったです!

◆シナリオ

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メインシナリオは一本道でサブクエストが少しあるといった感じ。

分作のためシナリオは途中で終わってしまい、クリアした際に大きな達成感などがあるというわけでもなく少しがっかりでした。

分作なので謎や伏線が未回収で終わるのは仕方がないとしても、何かしら区切りがあるとプレイ後の感想も変わったように思います。たとえばですが、この作品中に落ちてしまったアバランチの名誉が最後に戻るとか。

この辺りは別作品ではありますが同じ分作でリリースしていた「.hackシリーズ」は上手かったと思います。分割作品でも一本一本の中で物語の区切りをつけつつ、次作へのつなぎもしっかりしてくれていました。

「FinalFantasyⅦREMAKE」はそれと比べてみると一本のフルプライス商品として出すには水増ししているように感じる出来でした。

あとすごく地味な点なのですが今作、結構細かい演出が各所に入ります。

一回見る分にはすごく丁寧に作っているように感じるのですが、戦闘で負けたり、収集物回収のため2周目をする際にはスキップが効かない場面が多数あり逆にストレスになってしまうという部分が残念でなりません。

◆戦闘

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戦闘面が個人的にすごくストレスでした。

雑魚敵でも固く一戦一戦時間がかかる。ボスに至っては普通に15分くらいかかったりします。

問題点としては以下の点だと思いました。

1.攻撃の有効範囲が分かりづらい&追尾性が薄い

本作はアクションRPGなので攻撃を行っても判定内でなければ敵にダメージが入りません。この有効範囲がカメラワークのせいか、非常にわかりづらく敵が少し空中に浮かんだり、横に移動したりすると攻撃が入らないことがしばしば。

その上、敵からの攻撃はばっちりこちらを追尾して当たるという状態なので、「何でこっちの攻撃は当たらないのに向こうの攻撃は当たるの?」とストレスを感じることが多かったです。

この辺りは有効範囲を視覚的にわかりやすくしたり、攻撃の追尾性をあげるなどすれば改善ができると思います。

2.全体的な戦闘バランスの悪さ

最初に記載したように雑魚敵が非常に固かったり、また狭い地形で地面に継続ダメージが残る攻撃をしてきたりと一戦一戦雑魚敵とは思えない戦闘が多いです。

この辺りは昨今のゲームバランスの悪いところ「いかにユーザーに対して嫌がらせをするか、開発の考えた遊びをユーザーに押し付けるか」が全面に出ているように感じました。

現に上記の雑魚敵も弱点や攻撃パターンを分析すれば戦闘時間を短縮することができます。ただそれを雑魚敵でやらせる必要があるのかと言われれば、それはボス戦だけ十分ですし、邪推すれば戦闘を一戦一戦長引かせることで全体のプレイ時間を水増ししているのではとも感じます。

このあたりは次作以降、ボス戦と雑魚戦をもう少し切り分けてバランス調整をしてほしいなと思いました。


上記のように戦闘面は正直なところ非常に不満な部分が多かったです。

決して自分自身、アクションゲームがうまい方だとは思っていないのですがもう少し調整を緩くしてくれてもいいように思いました。FFは「RPG」として楽しみたいので。

◆グラフィック&音楽

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音楽に関してはどのBGMも文句なし!

グラフィックに関しても非常にいい出来!

贅沢を言うならUI周りだけ細かくわかりづらい部分があるので、この辺りを改善してもらえるとなお嬉しいです!

◆全体感想

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分作なのでシナリオの中身に関しては次作以降で判断したいと思います。

とはいえ今作の全体的な感想を問われれば、

シナリオはサブクエ、一戦一戦の長さで水増しをした感のある出来。

戦闘は極端なバランスでストレスを感じる部分が多い。

全リソースをグラフィックと音楽につぎ込んでしまったRPGというあまりいい評価にはなりません。

同じようなプレイ時間の作品で言えば、別記事で書いた「GodofWar」や「スパイダーマンマイルズモラレス」の方がよほど満足感があります。

気になっている方は触ってみてもいいかもしれませんが、他に気になるタイトルがある方はそちらを優先したほうがいいかもしれません。次作がいつでるのか未だ未確定ですしね……。

個人的にすごく期待度が大きかったので、その分マイナス面を大きく感じてしまう結果になってしまったのがすごく残念なタイトルです……。

以上、FinalFantasyⅦREMAKEの感想でした!

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