「アッシュと魔法の筆™」ゲーム感想まとめ ~魔法で彩る作品~
私事でバタバタしていて、なかなか大きなタイトルが触れない中少しづつ進めていた本作が終わったので感想をまとめてみました。
……まとめるのもだいぶ時間が空いてしまいましたが、本作が気になっている方の参考になれば嬉しいです。
◆概要
ある事故によって荒廃してしまった港町「デンスカ」
そこにかつて住んでいた主人公、アッシュは思い出の街で魔法の筆を手にする。その筆は描いたモノに命を与える魔法の筆。
彼は魔法の筆で荒んだ街をかつての姿に戻そうと奮闘する。
◆ざっくり感想
ざっくりとした感想としては、
シナリオは王道だけど、演出はGOOD!
ゲーム性も良かったです!
前半と後半でゲーム性が変わるのも面白いと思いました!
それぞれの詳しい感想は下記にまとめまたので、気になる方は是非このまま読んでみてください!
◆グラフィック&シナリオ演出
シナリオに関しては寂れて人に見捨てられた港町を主人公が救う王道ストーリー。緩急もしっかりとついているので楽しかったです!
その上でそれを彩っていたのが、グラフィック面。
リアルなテイストの町並みに筆で書かれる絵のミスマッチ感が非常に良かったです。自分が書いた絵の中を怪物たちがうろうろしてリアクションをしてくれるのを見てるのだけでも可愛い!
この絵作りは非常にいいなっと思いました。
◆ゲーム性
前半は主人公が描いた怪物たちを誘導したり、絵を描いてリアクションしてもらって進めるパズルゲーム。
後半は筆を使ったアクションがメイン。
なので前半戦、後半戦で結構ゲーム性はガラッと変わる印象です。
とはいえ、アクションの難易度は簡単ですし、パズルに関しても大きく詰まるようなところはあまりないように感じました。全体的な難易度はかなり簡単なので、どちらかの系統をやったことない人でも入門として遊べそう。
システムとしての奥深さはないものの面白かったです!
◆全体感想
プレイ時間としては、デッサンなどを捜すのに時間がかかって15時間程度。
トリプルAタイトルのようなボリューム感はないもののシナリオもしっかりと押さえる部分は押さえているので、プレイ後は達成感が得られますし、ゲームそのものの難易度が優しいので全体的にすっきりと進められました。
そういう意味ではゲームをあまりやってない人にも手に取りやすいタイトルだと思います。
そして、やっぱり特筆すべきなのはグラフィック面。
上でも書きましたが、リアルな背景、建物に主人公が描く「絵」としての怪物や植物たち。そのアンバランス差が一つの絵として見たときに非常に綺麗でした。ここはコンセプトの勝利だと思いました!
まとめとしては、グラフィック面が全体のクオリティを盛り上げていて、綺麗に作品としてまとまっているゲームです。
なので、ぱっと見た印象で面白そうと思った人には是非触ってみてほしいタイトルです!
以上、アッシュと魔法の筆の感想でした!