僕の体験
僕には障がいをもつ姉がいます。姉は明るくて前向きな人ですが、働くことに対していつも大きな壁を感じていました。そんな姉を支える家族の一員として、僕自身も「どうしたらもっと姉が自立して、充実した生活を送れるのだろうか」と日々考えていました。そんなとき、僕自身が体験する機会を得たのが「在宅就労移行支援 RESTA Campus」でした。
在宅で受けられるサポートとは?
就労移行支援というと、一般的には施設に通って職業訓練やサポートを受けるイメージが強いかもしれません。でもこの在宅型支援は、家にいながらオンラインでトレーニングやサポートが受けられるという画期的な仕組みです。僕が体験したプログラムでは、特にパソコンの基本操作や、メールやビデオ会議などのオンラインツールの使い方を学ぶことができました。
最初は正直、「自宅で支援を受けるってどうなんだろう?」と少し不安でした。でも、実際に参加してみると驚くほど実用的で、自分のペースで学べるためストレスを感じることなく取り組めました。指導員の方が常に寄り添ってくれるので、「難しい」「分からない」という感情が出る前に解決の糸口を見つけてもらえます。
姉を思い浮かべながら、僕が学んだこと
今回体験したプログラムの中で、僕は「在宅ワークの可能性」を強く感じました。たとえば、姉のように外出することが難しい人でも、パソコンやインターネットを使えば、自分のスキルを活かして仕事にチャレンジできるという希望が見えたんです。
もちろん、オンラインツールの使い方や、自己管理のスキルを身につけるには努力が必要です。でも、在宅就労移行支援を通じてそれをサポートしてくれる環境が整っているのはとても心強いと感じました。
僕自身の挑戦も始まった
今回の体験を通じて、僕自身も「在宅ワーク」に挑戦する意欲が湧きました。パソコンの基本操作だけでなく、タイピングスピードを上げたり、効率的なタスク管理を学んだりと、やるべきことはたくさんあります。でも、少しずつできることが増えていく過程はとても楽しいです。
僕が得た知識やスキルは、姉のサポートにも活かせると信じています。そして、いつか姉と一緒に在宅ワークに取り組む日を夢見て、これからも頑張っていきたいと思います。
最後に
在宅就労移行支援は、多くの人に新たな選択肢と可能性を与えてくれるものだと感じました。自宅にいながらでもスキルを身につけ、働く喜びを得ることができるこの仕組みを、もっと多くの人に知ってほしいと思います。僕自身、この体験をきっかけに、新しい挑戦への扉が開かれたような気がしています。
またお会いできたら嬉しいです。