松下ゆき

noteではたらくプロダクトデザイナー。ときにプロジェクトマネジメント、リサーチ。福岡⇄東京。たまに文章を書いたりピアノを弾いたり。ハロプロが好き。

松下ゆき

noteではたらくプロダクトデザイナー。ときにプロジェクトマネジメント、リサーチ。福岡⇄東京。たまに文章を書いたりピアノを弾いたり。ハロプロが好き。

メンバーシップに加入する

人生で初めての日記。

  • 先日の話。

    ¥100 / 月

最近の記事

  • 固定された記事

はじめに: 書いている記事紹介

こんにちは。 デジタルサービスのプロダクトデザイナーとして働いている松下ゆきです。 noteではお仕事系もそれ以外も記事を書いてます。気になったものを見てみてください。 プロダクトデザイン系プロダクトデザイナーとして働く中での実例や考え方を記事に書いています。UXUIデザインを軸に、プロジェクト・プロダクトマネジメントやリサーチにも取り組んできました。 👇 例えばこんな記事を書いています。 📖 以下のマガジンにまとめています! 👇 note以外に掲載されているインタ

    • 続・「自分の子はかわいい」を分解する

      「自分の子はかわいい」というよくある現象はなぜ起きるのか? その謎については、子が誕生した時点で、当事者としての考えを以下に書いた。 今見ても基本的にはそのとおりだと思う。この謎を疑問に思ったことがある人は読んでみてほしい。 そして、7ヶ月経過した現在、「自分の子はかわいい」に新たな補完因子が判明した。 「懐き」だ。 懐きにより、またひとつギアがあがるのだ。 正確には懐きというと語弊があるかもしれない。 だが、子は、3ヶ月くらいを境に、「(ほぼ)自分(だけ!)にめち

      • [寄稿しました]オシャレじゃないデザイナーの生存戦略。非オシャレこその価値も逆にあるんじゃ?という詭弁のエッセイです https://www.unprinted.design/articles/survival-strategy-of-non-stylish-designers/

        • 子をかわいいと思えなくなるとき

          子が生まれてから、五ヶ月だ。 五ヶ月?五ヶ月ってほとんど一年の半分じゃないか。そんなボリュームの日々が、いつのまに、いったいどこへ消えていったのだろう?信じられない。 子はいつのまにか、一回りというか三回りくらいにどっしりと大きくなっている。 毎日見てるのにいつ大きくなったのかてんでわからない。どう考えても間違いなく日々ちょっとずつ伸び膨らんでいっているはずである。夜寝てる時にニョキニョキ伸びてる? タイムラプス映像で見せてくれ。 タイトルに反するようだが、子をかわいい

        • 固定された記事

        はじめに: 書いている記事紹介

        • 続・「自分の子はかわいい」を分解する

        • [寄稿しました]オシャレじゃないデザイナーの生存戦略。非オシャレこその価値も逆にあるんじゃ?という詭弁のエッセイです https://www.unprinted.design/articles/survival-strategy-of-non-stylish-designers/

        • 子をかわいいと思えなくなるとき

        マガジン

        • 親と子になるまで観察日記
          11本
        • #デザイン 記事まとめ
          7,146本
        • Design Ops 記事まとめ
          72本
        • プロダクトデザイン 記事まとめ
          93本
        • コミュニケーションデザイン 記事まとめ
          111本
        • AI×デザイン 記事まとめ
          50本

        メンバーシップ

        • 日記、デスマ

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 自宅私物バトル、近況

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • note、眠い、昇降デスク

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 日記、抜け毛、体重

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 日記、デスマ

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 自宅私物バトル、近況

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • note、眠い、昇降デスク

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 日記、抜け毛、体重

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります

        記事

          赤子のウケをとりたい

          月齢4ヶ月になるわが子、よく笑う。 生まれたてを思い返すと喜怒哀楽で入ってたのは「怒」「哀」のみだった。「号泣」「ブチギレ」あと「真顔」。要は生存最低限セット。 人間、怒ったり悲しんだりしかしない相手とずっと接するのはなかなかしんどいものだ。 赤子は非常に手がかかるうえに離れられないからなおさら。だが、尋常じゃなくメチャクチャかわいいという特殊性と親としての責任感でなんとかやってきた。 そんな活動の中で生み出された、「もはや子は存在するだけで愛、尊い」という極限に低く設

          赤子のウケをとりたい

          親と子、それぞれの圧倒的成長記録

          子がうまれ、親をはじめて3ヶ月半がたった。 親業はさながらまったくの未経験業種に転職したようで、何をどうしたらいいのかイメージできず常にオロオロとテンパっていた。が、3ヶ月という期間がピヨピヨの新人親にも成長をもたらしている。 例えるならば、これが未経験からのファミレスのフロアスタッフなら。 はじめは役立たずの新人でも、フル3ヶ月も鬼連勤シフトに入れば面構えがかわる。「ご注文は以上ですか?」もなめらかに言え、皿もどう積めば一度に大量に運べるか要領をつかみ、「これは混み合う

          親と子、それぞれの圧倒的成長記録

          最終兵器乳

          妊娠〜出産〜育児ほど、ふだんはもっともデリケートとされているものの取り扱いが激変するものもないと思う。 具体的には、子宮卵巣産道乳。これまで生きてきて一応そこそこのシークレットみをもってささやかに秘めてきたものが、明確に、ストレートに、その本来の機能性のみを論点に、表舞台に躍り出ることになる。 妊娠ルートに入ると、圧倒的な「哺乳類としての現実」の前では社会的な価値観などしょせん上澄みであり、元来の動物として臓器の取り扱いはこうなのだ!と思い知らされる。その気圧差にクラクラ

          最終兵器乳

          たとえ育児中に生産的になれなくても

          子が生まれて2ヶ月半が経過した。 赤子の育児は3ヶ月がひとつめの区切りという雰囲気がある。そろそろ見えてきたころだ。ふりかえれば一瞬だったし短い、だけどあまりに濃密だったし過酷さもあったし、やっぱ、どうかんがえても、長かった。 ここまででわかったのは、生まれたての赤ちゃんの育児とは基本的には泣きゲーだということ。よく「赤ちゃんは泣くのが仕事」というが、それなら親は「泣くのを止める」のが基本業務である。つまり泣きの原因を推定し解消につとめるわけだ。 シンプルでは?わたしも

          たとえ育児中に生産的になれなくても

          経年変化はいつだって切ない

          6.5 経年変化をつきつけられるといつだって切ないものだ。 例えば、SNSで「◯年前の投稿です!」と不意に突きつけられる、ファッションも表情も顔の陰影も(ハリですね)まるで違う自分。 実家でひさびさに出会う着実に歳を重ねる親族。 ライフステージの変わった友達。 見ると否が応でも切ない。 どこで聞いたんだったか、「八年経てばどんな写真も名作」という言葉が忘れられない。言い得て妙だ。八年前の光景はきっともう今は残っていない。経年変化は有無を言わさずノスタルジーでほろりとさせ

          経年変化はいつだって切ない

          シンセイジ、ヒトになる

          5.24 子、この世に生まれ落ちて45日経過。 出産で、子を一目見てまず思ったのは「に、人間だー!」だった。おなかにいるときは胎動を感じても「なんかドゥルンドゥルン動いてウナギが入ってるみたいだな」と思ってた。しかし入ってたのは人だった。 だが身体は人間のそれではあるものの、動きはもちゅもちゅと緩慢に空を掴むような手つき目つき。動物じみていた。「新生児という生き物」というのが正確な感じ。 そんな「シンセイジ」がいかにして「ヒト」になってくんだ?というのは気になっていた

          シンセイジ、ヒトになる

          なんでもない自分に戻る日

          5.17 1ヶ月検診で私も子も健康面でのお墨付きを得てからというもの、連日子を連れてその辺に外出している。 自宅出発から5歩で「あらかわいい〜〜」おばちゃんとエンカウント。これが噂に聞く赤子連れめちゃくちゃ中高年女性にからまれるやつ…! なぜやたら中高年女性は赤ちゃんに反応するか? 身近な中高年女性といえば母。ことあるごとに「あなたもこの顔してたわ〜」「すぐ大きくなるわよ〜」「話し出すとさらにかわいいわよ〜」と思いを馳せている。 育児を経験した人は他人の子を通して自分

          なんでもない自分に戻る日

          我々は新入りバイト

          5.11 今週から母が助っ人にきている。里帰り出産するか否かは人によって分かれるが、私の場合里帰りは選ばなかった。 自分の場合判断の決め手になったのは、知人男性Yさんによる言葉。 「絶対里帰りしないほうがいい!なぜなら妻側がその間でスキルアップし育児で夫を圧倒するようになる!そうするとそのギャップでお互いイライラするハメになる!!仕事と一緒!最初から新人として同じ失敗と成功体験をつんだほうが俺はよかった!!そう、子育ては全くちがう職種に転職するようなものなのである!!!

          我々は新入りバイト

          「自分の子はかわいい」を分解する

          子がうまれでてきてから一ヶ月がたった。 そして、GWの終わりとともに夫ヒガシノの育休が終わった。 入れ替わりに母が助っ人として滞在してくれている。 さて、母、訪れた瞬間から子に対し怒涛のマシンガンのように「かわいい~」「これは将来が大変よ~」「ふたりのいいとこどりでちゅね~」「もうかわいくて胸が苦しい~」と3オクターブ高い声がけをしまくっている。 そんな様を浴びているといつのまにか自分も猫なで声で「かわいこちゃんだもんね~」「きゅるんとしとるんだね~」と繰り返すようにな

          「自分の子はかわいい」を分解する

          マネジメントをして考えた、「会社にも自分にもいい」個人目標の設定ステップ

          デザイナーの松下です。note株式会社で働いています。 私ふくむ会社員の多くは「期初に個人目標をたてる」「それをもとに上司から期末に評価をされる」というプロセスを踏んだことがあるのではないでしょうか? ところがこんな問題が… _人人人人人人人人人人人人人人_ > 個人目標、たてるのだるい <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 「個人目標」ってそもそもテキスト起こすの難しいし、特にデザイナーだと何をもって成果といえばいいかがよくわからないし、評価されるって

          マネジメントをして考えた、「会社にも自分にもいい」個人目標の設定ステップ

          クリエイターの声を聞き逃さない。現場から生まれたnoteの印刷表示カイゼン裏話

          こんにちは。noteのデザイナーの松下です。 先日、noteの記事を印刷した際の改善施策がリリースされました! 多くの人は、noteを印刷して使うことはないかもしれません。 ですが、実は「これは待望!」という声もかなりの数聞くことができた改善でもありました。 この改善は、普段noteがどのような基準で施策を選定しているかを示す良い例でもあります。 今回は、この施策を行うまでの流れや裏側について紹介します! クリエイターと共に成長するための取り組み前提として、noteで

          クリエイターの声を聞き逃さない。現場から生まれたnoteの印刷表示カイゼン裏話

          「やせたい!」焦燥を、人類学者が解きほぐしてくれた

          だいぶ前から、コンビニの商品をくるっとひっくり返して裏側の成分表をみることが習慣になった。 食べ物は、「炭水化物」「脂質」「タンパク質」の塊だ。脂質が5g以上のお菓子は、ごほうび。牛丼も、カレーライスも、ピザも、肉まんも、ごほうび。同時に毒。 スカートのウエストを締めても苦しくないと「存在していていい」許可をもらった気分で、安心する。「標準体重」よりいくぶん軽い体重は「許されてる」。 もっと幼い頃、食べすぎた!と青ざめて、カレースプーンを喉につっこんで吐けないかと試みた

          「やせたい!」焦燥を、人類学者が解きほぐしてくれた