【全ノウハウ】UBER EATSを1500回配達してみてわかったこと
2020年の5月から、何気ない気持ちでUBER EATSで配達を始め、2021年の11月に1500回の配達を達成しました。
現在もまだ続けていますが、現時点でわかったUBER EATS配達員のコツやノウハウをお伝えしようと思います。
この記事は、以下のような人におすすめです。
・これからUBER EATSで配達をしてみたいと思っている人
・既に配達をしていてどうしたらもっと稼げるか知りたい人
・配達をする気はないけれど、街中でよく見かけるUBER EATSの配達員はどんな仕事をしてるか興味がある人
まずは、配達の流れからお伝えします。
UBER EATSで注文を受けて、配達を完了するまでの流れ
注文を受けて、配達を完了するまでのおおまかな流れは以下のとおりです。
①UBER配達員専用のアプリをONにする
②配達を依頼されるアラートが鳴る
③「配達先住所」「お店の名前」「配達金額」が表示されるので、受ける場合は、受けるボタンを押す
④店舗で商品を受け取る
⑤配達先の住所に届ける(直接手渡しor置き配)
⑥配達完了ボタンを押す
これを繰り返すことによって配達料金を稼いでいくわけですが、より多く稼ぐためにはそれぞれにちょっとしたコツやノウハウがあります。
それを今回はお伝えします。
より多く稼ぐための手段
効率良く稼ぐための手段は、以下です
・配達件数を増やす
・ピーク料金を狙う
・プロモーションやインセンティブを獲得する
・チップをもらう
それぞれ説明します。
配達件数を増やす
配達件数を増やすためには、いかに1件あたりの配達を短時間でこなすかが重要です。
道を覚えることももちろん重要ですが、より重要なのは「近くの配達先を選ぶ」ということです。
以前までは、配達先の住所は、店舗で商品をピックアップするまでわかりませんでした。しかし、その点は改良され、配達先の大まかな住所と距離が配達を受けるボタンを押す際に表示されるようになりました。
そのため、明らかに遠い場所への配達は避けることができるようになり、近くの配達先だけを選ぶことも可能になりました。
近くよりも遠くへ配達した方が配達料金は高くなりますが、遠くの配達先を1件こなすよりも、近くの配達先を2件こなす方が効率良く稼ぐことができます。
”近い”の目安としては、2km以内です。それ以上遠い配達先だった場合、僕は配達を受けるボタンを押さないようにしています。
ピーク料金を狙う
配達料金はどの時間帯も一定というわけではありません。
注文する人が多くなる時間帯には、ピーク料金といって、通常の配達料金に100円~200円がプラスされます。
ピークに入る時間帯はエリアによって異なりますが、目安としては11:30-13:30頃と、18:30-20:00頃です。
ピークに入っているかどうかは、アプリを見ればわかるようになっているので、副業で配達を行う場合はピークに入っている時だけ配達する、というのも一つの方法です。
プロモーションやインセンティブを獲得する
プロモーションというのは、配達件数に応じてもらえるボーナスのようなものです。3日単位で区切られ、その区切られた期間のうちに配達した件数に応じてボーナスがもらえます。
ボーナスがもらえる最低件数は15件、もしくは20件で、1日あたり5-7件を配達しないと達成できません。
本業で配達員として働いている場合は余裕でしょうが、5-7件配達するためには2時間程度は必要になるため、副業でやっている場合はなかなかきついです。
例として、20件の配達を完了させると、だいたい1300-1500円のプロモーションボーナスが追加でもらえます。
また、インセンティブというものも用意されており、これは雨の日に発生すすることが多いです。雨の日は配達員が少なくなるため、最初の1件だけピーク料金とは別にプラスで100-200円もらえます。
小雨程度であればインセンティブは発生しないこともありますが、これらのプロモーションとインセンティブを狙う、というのも稼ぐには重要です。
チップをもらう
UBERの配達には、お客様からのチップ制度があります。僕は、過去最高で1000円のチップをもらったことがあります。
それくらいチップは配達員にとってはありがたい制度ですが、普通に配達していてもなかなかチップはもらえません。
このチップをもらうコツについても、この後詳しく解説します。
以上のことが、より多く稼ぐための手段になりますが、ここからようやく1500回配達して得たコツやノウハウを公開していきます。
1500回配達して得たコツとノウハウ
最初に結論から伝えますと、私が行っているコツとノウハウは以下が全てです。
・ピーク時に近距離の配達先を選んで稼働する
・インセンティブがある時は雨の中でも配達する
・確実に達成できるプロモーションを選ぶ
・2.0km以内の配達先を選ぶ
・中心部から離れすぎないように注意する
・可能な限り早く届けてチップを狙う
・ピックアップ時には元気に挨拶する
・バッグに入れる際には傾かないように工夫する
・配達を開始する前にお客様に定型文ではないメッセージを送る
・お届け先に着いたら、元気に挨拶する
・置き配時に写真と一緒にメッセージも添える
・置き配時は立ち去るときにお辞儀をする
それぞれ細かく解説します。
ピーク時に近距離の配達先を選んで稼働する
これは上でも述べましたが、とにかくピーク時に配達することを意識しています。ピーク時に、近い配達先を選んで複数回配達することで、時給換算でだいたい1600円以上になります。多いときには2000円超えることもあります。
遠い配達先を選んでしまうと、行って帰ってくるだけで結構な時間を費やしてしまい、ピーク中に配達できる件数が少なくなってしまいます。
インセンティブがある時は雨の中でも配達する
雨は配達員にとってはチャンスです。スマホが見にくくなったり、道が滑りやすくなったりもしますが、インセンティブがもらえるので、嫌でもインセンティブが発生する最初の1件だけは配達するようにしています。
インセンティブは最初の1件だけでなく、追加5件でももらえることもあります。日によって異なりますが、プロモーションやピーク料金とは別でもらえます。
ただ、雨の日はパンクもしやすくなるので、自転車で配達する場合はより注意が必要です。雨の日にパンクしやすくなる理由としては、水たまりにはガラスの破片などが流れ込んで溜まりやすくなるからです。
雨の日に運転する場合は、水たまりを避けて運転するようにしましょう。
確実に達成できるプロモーションを選ぶ
プロモーションは事前に選ぶ形式です。
15件、20件、25件、30件のいずれか3つが基本で、件数が多いほど金額も上がりますが、達成できなければ1円ももらえません。
例えば、30件のプロモーションを選んだ場合、20件、25件の配達が完了しても1円ももらえないということです。
私は本業で配達員をしていないので、15件のプロモーションが選択肢にある場合は15件を、20件が最小の時は20件を選ぶようにしていました。
2.0km以内の配達先を選ぶ
こちらも上で既に述べましたが、2.0km以上離れている配達先はは全て拒否していました。
経験上、2.0kmを超えているかいないかによって体感移動距離は大きく変わります。2.0kmを超えると、不思議なことに急に「遠いな」と感じてしまいます※個人差あると思います
2.0km以内であれば、たったこれだけの運転で、数百円がもらえる!と得した気分になり、楽しく配達ができます。
中心部から離れすぎないように注意する
当然ですが、配達依頼が多いエリアと、少ないエリアがあります。
最初は多いエリアで配達をしていても、配達を繰り返しているうちに、徐々にその中心エリアから離れていってしまうこともあります。
そうなった場合、僕は中心エリアに戻ってから配達依頼を受けるようにしていました。
最も効率が良いのは、中心エリアから離れた場所から、中心エリアへ戻る配達ができることですが、それを待っていたら時間だけが過ぎていくので、たとえ配達がなくても中心エリアにはすぐ戻るようにしていました。
可能な限り早く届けてチップを狙う
チップをもらうためには、早く届けることが重要です。
「こんなに早いんだ?!」と驚かれる程度に早く配達することがコツです。
早く届けるためには、道を熟知し信号に引っかからないルートを選んだり、商品のピックアップをとにかく急ぐことが重要です。
店の前で配達員が待機しているのを見たことがある人もいると思いますが、そういった理由もあります。
慣れれば慣れるほど早く届けられるようになりますが、道を覚えるのが苦手な人は、アナログの地図を縮小コピーして手元に持っておくのも一つの方法です。
ピックアップ時には元気に挨拶する
これはお店で商品をピックアップする時の話です。
チップをもらうのはお客様からなので、お店でどう対応しようと関係ないと思われるかもしれませんが、配達員の評価は、お客様だけでなく店側からもできるようになっています。
配達員の評価はお客様からも見えるようになっているため、評価が悪いと悪い印象を与えてしまい、チップをもらえなくなってしまいます。
そのため、お店で商品をピックアップする際も「お預かりします!」と元気に挨拶しましょう。
お店側から悪い評価を付けられるケースとしては以下です。
・挨拶をしないなど、印象が悪い
・ピックアップが遅い
・UBERのかばんを持っていない
・UBERのかばんを店内携行不可としているお店で、携行してしまう
バッグに入れる際には傾かないように工夫する
UBERのかばんは複数商品が入れられるように大きめに作られています。
そのため、商品が小さかったり、少なかったりすると、かばんの中で傾く可能性が高くなり、傾むとこぼれる可能性も高くなります。
こぼれてしまうともちろん悪い評価につながったり、最悪の場合店に戻って代わりの商品と交換しなくてはいけなくなります。
傾かないためには、かばんの中にタオルなどを入れておくようにしましょう。隙間をうまく埋めてくれるので、傾かずに安心です。
配達を開始する前にお客様に定型文ではないメッセージを送る
チップをもらうためには、お店で商品を受け取り、配達を開始する前に、お客様にメッセージを送ることが非常に重要です。
そのメッセージは、定型文ではないとさらに良いです。
例えば、「○○様」と最初に名前を入れたり、「○分程度でお届けします」といった風に、具体的な時間を記載したりするのです。
そうすることで、定型文ではなく、自分だけにわざわざメッセージをくれている、ということがお客様に伝わり、チップをもらえる可能性が高くなります。
お届け先に着いたら、元気に挨拶する
お店での商品ピックアップの時と同様、お客様の家に着いたら、明るく元気に挨拶をしましょう。暗くて印象が悪いと、チップがもらえないだけでなく、悪い評価につながることもあります。
僕がよくする挨拶は以下です。
チャイム(オートロックも同様)を鳴らし、「お待たせしました、UBER EATSです!」と元気に挨拶。
オートロックを開けてもらえたら、「ありがとうございます!」と言ってしっかりお辞儀
玄関先で、置き配ではなく、直接手渡しの場合、お客様がドアを開けるまでにかばんから商品を取り出しておきます(相手がドアを開けてから商品を取り出すのでは遅いため、相手をイライラさせてしまうこともあります)
そして、お客様がドアを開けた瞬間に、「お待たせしました、商品こちらになります!」と元気に挨拶をしてすぐに渡し、最後は「ありがとうございました!」と深くお辞儀をして完了です。
置き配時に写真と一緒にメッセージも添える
直接手渡しではなく、置き配でお客様に商品を届ける場合、商品と一緒にメッセージを添えることが重要です。
メッセージはアプリ上で入力することができるようになっています。
僕がメッセージとしてよく使っている文言は以下です。
「お待たせいたしました!商品は玄関前に置かせていただきました。この度はご注文いただきありがとうございました!」
置き配時は立ち去るときにお辞儀をする
置き配であっても、玄関の小さい窓からお客様が見ているケースがあります。
すぐに商品を受け取りたいと思っているお客様によくあるパターンです。
その場合を想定し、僕はいつも商品を置いた後に、ドアに向かって深くお辞儀をしてからその場から立ち去るようにしています。
そのようにしていなかった頃と比べて、するようになってからはチップをもらえる確率が上がりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
僕が1500回以上配達して得たノウハウを全て共有しました。
現在も配達は続けており、もうすぐ1600回を達成しそうです。
満足度は100%を維持しておりますので、今回お伝えしたことに間違いはないはずだと自負しています。
また追加で何かノウハウを得た場合は追記いたします。
参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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