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夏凛展〜準備編〜

今回は夏凛展の設置までについてまとめたいと思います。


パネル準備

私は今回ピクトリコという会社にお願いしてパネル印刷しました。

人によって印刷方法は様々で、私がこれまで聞いた限り、

①印刷会社に依頼
②自宅のプリンターで印刷
③プリンターを出向いてレンタルできる場所があって、そこで印刷

という方法があるようです。(他にもあるかも。)


今回は、①で実際に店舗に電話予約して直接注文をしました。※ネットでも依頼することができます。
とても丁寧な説明でとてもよい対応でした。

説明を受け、
ゲーターフォーム5mmパネル・ゲタあり
でパネル加工をお願いしました。

大きさは、
A3×3枚とA4×1枚
ワンサイズずつ大きくしようかとも思ったのですが、展示幅の兼ね合い、マグカップがA3だと主張が強すぎると思い、このサイズにしました。

用紙も様々あり、半光沢紙のシルバーラベルプラスという少し白が暖色系に出る用紙を選びました。こちらを選んだ理由は、写真の全体の雰囲気を温かいものにしたいと思っていたからです。
シルバーラベルプラスにしたことがよいかは分かりませんが、半光沢紙にしたのは個人的によかったなと思います。実際に展示をして、光沢紙していたらライトの反射で写真が見えづらくなると思ったからです。

入稿に際して気をつけたこと

今回の展示のために、いくつか他の展示に出向いて展示の仕方や表現の仕方を勉強していました。
その中で展示方法をどのように行なっているか直接伺って、優しく教えてくださった方がいます。その方には本当に感謝しています。

そこで、展示の仕方も教わったのですが、それ以上に大事だったのが、
印刷会社の画面の色温度と普段スマホで見ている色温度に違いがあり、印刷したときに思っている色味と違って出てくることがある。
ということでした。
このお話を事前に聞いていたことは本当に大きかったと思います。

私は普段、iPadでレタッチ作業をしています。画面の色を調整することを"キャリブレーション"というらしいのですが、iPadをできるだけ印刷業界に近い状態にしようと試みました。
印刷業界のモニターの色温度が5000K。ただ、それがわかってもiPadの画面のこれが5000Kという設定はできないので、インターネットで色々調べて、

Night Shift機能
アクセシビリティのカラーフィルター

の2つを組み合わせでできるだけ近い状態を作り上げました。(何か他にいい方法があれば教えてください🙇‍♂️)
作業の印象としては、
もともと普段iPhoneなどで見ている画面が約6500K
印刷業界のモニターが5000Kで暖色寄りになるので、普段SNS用にあげるよりも逆振りで寒色に寄せることになります。

※この文章を書く前にレタッチをしていたら、キャリブレーションの設定を戻し忘れていて、寒色寄りに仕上げてしまっていることが判明😱笑

キャリブレーションのおかげもあってか、ピクトリコで印刷してもらったものと大きく違いはありませんでした。
一応電話予約の際に、事前にピクトリコのスタッフにiPadなどで見るのと印刷で違いが出るか聞いたところ、「ピクトリコでは質の良いインクを使っているため、そこまで大きく変わることはない」とのことだったので、もしかしたらさほど気にすることでもないのかもしれませんが、色味を細かくこだわる人は意識した方がいいかもしれません。

設置作業

今回はピクトリコで木枠のゲタありで注文していたので、こちらの展示パネルの裏に両面テープで木枠がつけてある状態で届きました。

設置完了後の様子

設置のために準備したもの
・ハンマー
・釘
・水平器(スマホアプリで代用)
・ハサミ
お借りしたもの
・メジャー
・水平を取るためのレーザーを出す機械

手順としては
①壁に2本の釘を打つ
②そこに木枠を引っ掛ける
③その木枠の両面テープとパネルの両面テープを貼り合わせる
これで完了です。(記事書こうと思い至って写真撮っておけばよかったと思いました…😢)
これなら1人でできなくもないですが、心優しい共同出展者の方が手伝ってくださってとても助かりました🙏

また、今回はブックと感想ノートを置きたかったのでウォールシェルフをAmazonで購入して取り付けました。


キャプションについては2日目に用意しました。
1日目はnoteのQRコードだけしか用意しておらず、誰の展示か分かりづらかったため、2日目からは名前、X(Twitter)のQR、noteのQRを載せたものを作りました。

と、このような感じで準備をしていきました。
展示準備初めてで、いろいろな方に聞きまくって(優しく教えてくださった皆様ありがとうございます😭)やっとできたので、これから展示をされるという方の参考になれば幸いです。

次回はラスト当日編です。

過去記事〜夏凛展への想いはこちら


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