サウナでバッドトリップした話
こんにちは、ゆうきです。
今回は、サウナでメンタルが少し不安定になってしまった話を紹介したいと思います。
普段は習慣化やら自己啓発じみた話が多いですが、普段の生活で感じたこともnoteに書いていきたいと思い書いてみました。
今回の教訓も最後にまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
最近週に1回のペースでサウナに行くようになった。
サウナといえば、
・リラックス効果
・疲労回復
・睡眠の質向上
など最高なメリットばかり。
友人の間で流行りっていたので、自分も流行りに乗って挑戦します。
すると本当に睡眠の質が上昇したりと、生活の質が一気に上品なものになりました。
その中サウナの効果の中でも個人的に好きなのは「整う」
サウナで整うとは
整うとはサウナ→水風呂→休憩を繰り返すことで、心身がリラックス状態になりハイな気分になること。
感覚で言えば「大麻を吸ってリラックスする」ような感じ。
日本では大麻の使用が禁止されているので、擬似体験ができてかなり好き。
しかし先日サウナをキメたとき、その「整う」感覚が少しずれてバッドモードになってしまいました。
バットトリップの舞台「ザ・レイクスイート湖の栖 」
今回の舞台はザ・レイクスイート湖の栖という旅館。
ここは全室客室露天風呂付きで、部屋から洞爺湖という北海道の有名な湖を一望できる豪華な旅館です。
そんなハイエンドな旅館はサウナも上質でスペックが高く、かなり満足できた。
・サウナの温度は95度前後
・大雪山の天然水を無料で飲める
・水風呂は2度〜4度のシングル水風呂と15度ほどのジャグジー水風呂
そんな上質なサウナを体感したのは、夜の21時ごろ。
客室露天風呂で温泉を堪能して、夕食でアワビと鴨を食べていよいよメインイベントのサ活。
万全の体制で大浴場へ向かいます。
夜も遅かったので、完全に貸切状態。
のんびりとした気持ちで裸になり、とりあえずサウナで10分→シングル水風呂2分をキメます。
激しい体温の変化に体も大喜びで、全身が少しずつトランス状態になり気分はスヌープ・ドッグ。
頭の中ではスヌープドッグの名曲が脳内再生されます。
1セットを終え、続けて2セット目に入ります。
しかしここから少し雲行きが怪しくなるのです。
まずはサウナで15分間己と向き合いそのあとは先ほどと同じように、極寒水風呂へダイブ。
ここで完全にトランス状態へ。
脳に血液が回っているのを感じて、宙に浮くようななんとも言えないあの感覚を味わいます。
そしてそんな状態で外気よくをしようと、露天風呂へ向かいます。
ここで全てが崩れてしまいました。
勘の鋭い人は気がつくかもしれませんが、上記で説明した洞爺湖の一望は夜10時なので、真っ暗闇で何も見えません。
8階の露天風呂から見えるのは湖でたまに浮かびながら、たまに光るシグナルだけ。
あとは真っ暗闇。
大浴場に入った時は何も気にしませんでしたが、露天風呂へ向かうと一気に不安定な世界に入ってしまいました。
整ってる状態で、本当に真っ暗闇な世界と向き合うとかなりの精神的負荷がかかります。
1年前まで鬱病状態だった不安定な精神が再び牙を剥いて、襲ってきます。
・今のままでいいのだろうか
・今の自分に価値はあるのだろうか
・これからの自分は人を幸せにできるのだろうか
・生きる意味ってなんだろう
・なんであの時あんなことしたのだろうか
・大事にしたい人をちゃんと大切にできるのだろか
しばらくひたすら行動して、ただやることをこなす日々を送ってきたので、唐突に来るとかなりダメージがでかい。
数年前感じた自分の存在価値の薄さ、能力の低さを改めて感じて気分はどん底へ。
自分と向き合うことのできるサウナは、時には負の世界へ導かれます。
流石にヤバいと感じたので、とりあえずもう1セットだけキメてから上がろうと思い、再度サウナへ入りました。(その考えがヤバいのだが)
95度という灼熱のサウナで再び己としっかり向き合う時間を熱と共にします。
ここでは先ほどのボロッボロのメンタルから、今まで通りに戻ろうと必死に自分に語りかけました。
・これからしたいことは何か
・今やるべきことは何か
・どんな生活がしたいのか
今一度考え直しますが、そんな小細工は通用しません。
「けど」「でも」「しょがない」「どうせ」
自分が嫌いな言葉がどんどん出てきます。
ここで完全にノックアウト。
サウナでバッドトリップが完成に近づきました。
何を考えてもネガティブな考えになるので、水風呂も入らずに汗を流し部屋へ戻ることに。
バッドトリップからの脱却
サウナの質は最高なのに気分が落ち込む中、脱衣所で食べられる無料のアイスキャンディーを乞食しながら部屋へ戻りました。
部屋に戻ると一緒に来た人が露天風呂でチルタイムをしてます。
その人と共に音楽やらの雑談をしていると、自然とこのバッドトリップは抜けてました。
孤独になるのが怖いと感じたため、バッドトリップになってたのだと痛感。
まとめ
今回のバッドトリップの原因は、孤独になることの怖さからでした。
最近は人間関係に悩むことが多かったので、それも要因の一つだったのでしょう。
「孤独」と「1人」は違います。
いつでも自分を歓迎してくれる人が1人でもいなければ人は、孤独になって心がなくなります。
1人で楽しむことが好きな人は、人間関係を気にしなくていいからという理由でが多いと思ってます。
しかしずっと独りでいたいというわけではないです。
寂しくなったり、話したいことがある時は付き合ってくれる人が必ず必要です。
なので「今の自分」を受け入れて付き合ってくれる人たちを、本当に大事にしようと思ったいい経験になりました。
皆さんも体調管理だけではなく、メンタル管理も「整えて」からサウナで「整い」ましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
これからも変わった経験をしたら都度noteで紹介したいと思うので、ぜひフォローして最新記事のチャックをお願いします!