#27 誰でも思いつきそうなコピーはダメなのか?
こんにちは。
今回は私の大嫌いな大喜利コピーの話題やらです(トラウマ)
上がってくるコピー案に「これ○○社にそっくりやん…」とか「中学校のスローガンかよ」と言いたくなるようなものがあると、もうちょっと勉強してよ…と思います。せめて、過去のコピーくらい見ようよと。業務量の多さもあるとは思いますが、このあたりで、知識量とかどれくらい商材の事を考えたのかとかが見えてくるなぁと。
ただ、逆にレトリックに走り過ぎて「何のポエム…?」となるようなものももちろんダメで、あまり経験が多くないライターさんはこちらに行きがちな気がします(人のことは言えませんが)。単語が難しすぎるとか、言葉がぶつ切りで、並べた時に意味が分からないとか。個人的に、レトリックな技を駆使するコピーは難しいなと思います。受け手によって感じ方が変わるじゃないですか。浮かんでいる情景、心理描写は、やっぱり書き手の捉え方なので、それがみんなに通じるわけではないと。
最近は、公衆に向けて発する言葉に特に厳しくて、一昔前であれば使えた言葉が今は使えないというものもたくさんあります。ありそうなやつだと「男なら…」「女なら…」みたいなやつとか。ジェンダーとか、人の多様性の辺りに触れる言葉には気を付けています。確かに私も女性ならばこうあるべきと言われるのはあまり好きじゃないですし、いい年してオタクなので、漫画とかアニメ好きな大人って…っていわれるのも、うっせーわと思ったりします。
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