2023春節快楽!~文化の違いには想像力が必要~
今年の春節は1月22日。
例年より少し早めの旧正月を迎えています。
元旦は一年最大の祝日を迎える気分満載の私ですが、
中国に嫁いで19年経っても、
自分の中で旧正月の気分の盛り上がりは元旦に遠く及ばず。
逆に中国人の夫は、元旦から子供に宿題をさせるなど、
元旦はどうも祝日感がないようですが
(1月2日は子供の期末テストだったせいも大きいですが!)、
春節前になると、あちこち忘年会に出かけたり、
親戚宅へせわしなくあれこれを届けたり、
春節前後にはスマホや電話で年始の挨拶に忙しくしています。
そして年が明けると、
「春節はあれこれ動かずにゆっくり過ごす」
モードの夫に対して、
私の気分は、せっかくの休みだから、
普段できない用事を片付けようよモード。
でも、夫に合わせて、夫のいる時にはあまりせかせかせずに
テレビの前に座ってゆっくりするようにしています。
国際結婚し、文化背景の異なる人と暮らす際に
大切なのは想像力。
思いやりといってもいいのかもしれませんが、
私は、春節の時には、
「夫にとっては春節が一年最大の祝日。
私が元旦を迎える時と同じ気持ちなんだ」
と想像することにしています。
かつては、春節の年越しは、激しい爆竹音が鳴り響き、
にぎやかに新年のはじまりを演出してくれましたが、
北京市内での爆竹が禁止となって以降、
とても静かな旧正月の新年です。
想像だけでは盛り上がらない気持ちを
完全にコントロールはできませんが、
ちょっとは掃除して、普段と違うお菓子や果物などを準備して、
夫の気持ちの盛り上がりに合わせていこう
と意識した今年の春節です。
(これまで諸処バタバタして、そんなことを
はっきり意識したこともなかったかも。。。)