見出し画像

海南島から北京に戻った私たちの試練

夏休みに行った先の海南島で新型コロナ感染者が出て、
三亜から北京行きの飛行機が飛ばなくなり、
私と子供たちは、予定より1日遅れで
海口という街から北京へ飛ぶ飛行機に乗れましたが、
北京健康コードに注意喚起が出ていた夫は、飛行機に乗れず。
ひとり海口に取り残されることになりました。
 
なぜ夫の北京健康コードには注意喚起が出たのに
私と子供たちの健康コードは緑だったのか…
 
それは今となっても分かりませんが、
私は外国人だったから、システムの反応が遅かったのか?
子供は後回しだったのか?
と勝手に想像しています。
 
私の北京健康コードは、海南島から北京に戻った後も
3日ぐらいずっと緑のままでしたが、
すでに海南島が要注意地域になっていましたので、
北京に戻ってすぐ、社区の担当者に
海南島から戻ったことを報告しました。
すると、
 
「このまま14日間自宅隔離です、外に出ないでください。」
 
と言われ、その日のうちに担当者がやってきて、
我が家の玄関のドアにセンサーを取り付けていきました。
 
ドアを開けるとセンサーが反応して、
社区担当者のスマホに通知が届くしくみ。
 
デリバリーや買い物などでドアを開ける際は
事前に担当者に報告するように言われました。
 
まぁでも、デリバリーでドアを開けるのを許してもらえるだけ
まだありがたかったです。
考えてみれば、海南島から帰ってきただけで
海南島の健康コードも緑、北京の健康コードも緑ですからね。
もしこれが、感染者の接触者だったら
自宅隔離では済まず、ホテルの強制隔離に
なったのではないかと思います。
 
北京市民を感染リスクから守るために
外部の感染地域から北京に戻った人は自宅隔離になることは
知ってはいましたが、
海南旅行に行く時点では、
まさかそれが自分の身に起こるとは想像しておらず、
それが現実になってみてはじめて、
そうだったよね~・・・という感じ。
 
海南島で数日間楽しんだとはいえ、
その後、14日間も外に出ないまま夏休みが過ぎていくのは
さすがに虚しさもありました。
 
つづく。

↓次の記事はコチラ。

↓前の記事はコチラ


いいなと思ったら応援しよう!