銀杏の不思議~銀杏はなぜ臭いのか~
こんにちは!工藤です。
秋が深まって、イチョウの木も色づいてきました。
金木犀のいい香りとともに、銀杏のにおいも猛威を振るう季節。。。
銀杏って居酒屋で食べるとあんなに美味しいのに、道端の生の銀杏はあんなににおうんでしょう。。。。
ということで、今日のテーマは「銀杏」です。
1.居酒屋の銀杏はなぜにおわないのか
そもそも、銀杏のにおう原因て何でしょうか。
道端で潰れている銀杏の上を通るたびに「めちゃくちゃにおうな~」と思うのに、居酒屋で調理されて出てくる銀杏ってそんなに臭くないですよね。
と、いうことで仮説を立ててみました。
火を通すとにおいが消えるでは???
道端と居酒屋の違いは、加熱処理をしているかどうか。
だとしたら、火を通した際に熱で変性して、においも消えてしまっているのではないか…!?
はい!
ということで、ネットで答え合わせです!
2.生の銀杏に含まれる成分は?
脂質、タンパク質、糖質、ビタミンA群、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、鉄分、カリウムなど。
(引用:felice-kaori.com)
とっても栄養価が高い!健康によさそうな食材です。
ちなみに。
銀杏は「年齢の数以上食べてはいけない」と言われているように、実は中毒物質が含まれています。
メチルビリドキシンといい、食べ過ぎると痙攣などの中毒が起こるそうです。
解毒能力の低いお子様は特に注意が必要ですね。
うんうん、銀杏の成分については分かった…
じゃあ、あの臭いにおいのもとは…?
それは、
「酪酸」と「エナント酸」です。
この成分は銀杏の外皮の部分に含まれており、銀杏が落ちて外皮が踏まれたりしてすり潰されると、強烈なにおいを発します。
これは哺乳類全般が嫌うにおいだそうで、イチョウが実をつけて熟してきたときに、外敵に食べられないように進化したのかもしれません。
居酒屋の銀杏がにおわないのは、外皮を外してしまうからでした。
3.銀杏のにおいを消すには?
「うっかり銀杏爆弾を踏んでしまった!!」という方に朗報。
なんとこの臭い、消せます。
■重曹を使ってニオイ消し
1.まずニオイのついてしまった部分に重曹をふりかけます。
2.2~3時間放置します。それから重曹をはたいてください。
3.靴の底や、靴自体にニオイがついてしまった場合は靴が入るくらいの大きさのバケツや桶に水やぬるま湯をためて、その中に重曹を溶かします。
4.その中に靴を入れて(ニオイのついている部分が浸るようにしてください)その後、3時間程度付けて放置します。
5.付け終わって時間が経ったら、水でよく洗い流すしてください。
6.その後はよく水気を切って乾燥させればニオイも落ちます。
■すぐに水で流す
歩いている最中などに、銀杏の実を踏んでニオイがついてしまった時は葉っぱやティッシュなどで銀杏の実を取り、すぐに水で洗い流すとニオイが取れない!なんてこともなくなりますよ。
(引用:felice-kaori.com)
いかがでしたか?
ちょっと手間ですが、あのにおいを消せるならそれだけでありがたいですね(笑)
身近な不思議を探ってみると面白かった!
また疑問をここで調べていけたらと思います。
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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