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幸せの割合
「今、幸せ?」と聞かれた時に、自分にとっての理想の状態(模範解答)は何だろうかと昔考えたことがある。
割合で表すとして、幸せが0%ではつらすぎて心が持たないが、100%が良いかと言うと必ずしもそうではないだろう。幸せでない部分があるからこそ、努力をするからだ。
若い時には欲が多く、即ち不満が多い。だが人間は幸せに生きたいものなので、何らかの形で、年を経るにつれ幸せに向かう。
具体的には、結婚や社会的地位を得ることで欲を満たす、自分に出来ないことは諦め相応に欲を小さくする、などの形をとる。よって、老いるにつれ欲は減り、即ち不満も減り、幸せになる(図1)
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だが、欲=不満はエネルギーの源であることを忘れてはならない。エネルギーがあるからこそ創作物は生まれ、人類は発展していく(図2)。
![](https://assets.st-note.com/img/1666797035451-ls7TomxGKa.jpg?width=1200)
エネルギーの昇華の仕方により犯罪などの負の結果も生まれうるが、人類を豊かにする広い意味での創作物もまた、エネルギーの昇華物なのだ。
悟りなど、自分の考え方を変えることで幸せになるのを否定しない。だが、人類全員がそうなると発展が生まれない。不満によるエネルギーを大事にし、それを上手く昇華させることが大事だ。
つまり最初の解答としては、40~60%幸せ、残り不満、となるだろうか。更に言えば、不満のエネルギーを小出しで昇華せず(Twitterやニュースコメント等)、自らの創作物に充てるというのが創作者を目指す者にとっては大事なのではないだろうか。
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![因幡 祐希 /Yuki Inaba](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91065680/profile_b03bce3c31ab9e71c10719cedc4f9288.png?width=600&crop=1:1,smart)