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病みと変化

 病むというと一般的にはネガティブなイメージを持たれがちだ。
 だが、深く自分に向き合う時は多少の病みが発生する。では、病まない為に自分に向き合う時間を持たず、常に行動し続けるのが良いかと言えば、時には病む期間も必要であろう。

 病むと「自分にとって何が大切なんだろう?」という考えが一度は浮かぶだろう。自らの気持ちの根源に立ち返るきっかけになる(図1)。
 

図1. 思考の深さと苦しさ


 病み続けて立ち止まる時間が長くなると、自分にどんどん失うものが無くなってくる。
 そのうち、何をしても現状よりbetterということになり、大きな変化も許容できる。
 病むことは悪いことではなく、むしろ人生の岐路でしっかり病むくらいで丁度よいのではないだろうか。

 
 一方で、決断時に消極的なのは良い結末に繋がる可能性は薄いだろう。
 病んで考え抜いたのち、決断のタイミングとしては寝て朝起きてから、もしくは散歩中など頭のすっきりしているときをお勧めしたい。

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因幡 祐希 /Yuki Inaba
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