将棋ソフトに良い手を教わった
問題図
ちょっとカッコつけた手を教えてもらったので書いておきたい。
こんな感じの、さぁ、あとは相手玉をどう寄せるんですか?という局面になった。条件として自玉は見る必要がなく、2 手くらい勝っている。
飛車を取って打つとか単に銀を取るとか62龍とか、いくらでも普通の手はあるが、まだ少しだけ受ける余地を与えてもたもたする印象を受ける。もたつきは逆転のもとだ。もっと良い手がある。
解答編
これが良いんだってさ。
ポンッと中空に銀。取れないし、龍を取っても23桂だ。21玉はいわずもがな、32金も詰む。といって32銀と打つのではいかにも悲しい。
この43銀の良いのは、問題図での懸念材料である玉の上部脱出を防ぎながら詰めろになっている点だ。しかも詰み筋が複数あることによって、実質的に自分の龍を繋ぎ止めている。
なかなかカッコいいよね?
あえて問題点を挙げるとすれば、将棋ソフトは話のオチまでは考えてくれないので、結局この手の話はただの日記で終わるところであるな。