パッカーズは、試合に主力を投入することに懸念はないと主張
レギュラーシーズンはまだ折り返し地点ながら、パッカーズ (Green Bay Packers) はすでにタンキング (tanking) に入っている。
公式はそんなことはないと記者会見で回答したが、ダグラス (Rasul DOUGLAS; #29 #31 as a Bill) を来年の指名権とのトレードで放出したうえ、彼になんらかの問題があったわけではないと答えた以上、行動に合理性はない。よって、虚偽の答弁であり、事実上の白旗と判断するのが妥当である。
まあ彼らは基本的に真摯に答える動機もないし、受け取る側もさして詰め寄る必要もない。このような嘘は「とても素敵なお召し物です」みたいなジョークと同じで、社会的に許容できるたぐいのものだ。
したがって、同じ場で「ジョーンズ (Aaron LaRae JONES; #33) を使っていく」などとのたまってみたところで、トイレの壁に向けられた独り言のようなものだ。このような言葉に責任はない。
そもそも、シーズンが終わった今になって RB1 をフィールドに入れるのも愚の直行でしかない。そんなことをするだろうか。実際にはロビンソン (James ROBINSON; #24) やウィルソン (Emanuel WILSON; #31) たちの出番になるだろうし、そうあるべきだ。
いっぽうのラムズ (Los Angeles Rams) もスタフォード (John Matthew STAFFORD; #9 QB1) の出場はクエッショナブルということで、いずれにせよ油断できない戦いになるのは必至だ。睡眠不足の人や、珍プレイが見たい人にはオススメできる試合になっているといえよう。