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友達ってなんだ? (1)

今日はお休みなので、気儘に文章を書いていきます。

私は友達、コミュニティ作りが苦手です。ずっと悩んできました。
人付き合いが出来ない訳ではないようで、むしろコミュ力高いね、と言われる事が多々あります。
仕事でも、毎日初対面の人とそれなりに会話するので、確かにコミュ力はあるかもしれません。

でも、絶対的に苦手だし、好きでもありません。

以前、メンタリストDaigoさんの本で『人脈作り』を学びました。
そこから自分なりに編み出した結論としては、

自分は、特に友達は要らない
ただ、
関心分野における人脈は作りたい

でした。

『友達はいないといけない』という言葉に、
中学くらいから悩んでいました。

特に仲良くしたい人はおらず
1人の方が楽しいのに、
『何故友達を作らないといけないのか』
と葛藤していました。

私は田舎出身です。
生まれた時から周りにいる人は、
優しいですが、閉鎖的で、
特徴がない様に見え、退屈に感じました。

面白い事を考えついて
『これやってみない?』と言っても、
変わった事には抵抗感があり誰も賛同しませんでした。

また高校では少しはマシになるかな、と思いましたが、
結局田舎ものの集まり、
しかも大学進学の事で頭がいっぱいな人が多く、
やはり『つまらない』と感じました。

なので中学・高校は、あまり人との出会いを感じない日々でした。
いじめなどはありませんでしたが、
心の中では常に欲求不満でした。

大学、社会人生活を通して、沢山の面白い人に会う機会が増えました。
自分が考えつく遥か上を行く発想をする人が多く、『面白い』と感じる事が増えました。

一方で、未だにどの様に人と付き合っていけば良いのか決めかねています。
方針が固まらず、中途半端で上手くいかない事が多く、イライラする事が多々あります。

その原因が、
『友達はいないといけない』
という思い込みでした。

***

『人は1人では生きていけない』
『人という字は人と人とが支え合って生きている』
という言葉があります。

これは真だと思います。

社会のシステムとしても、全てが分業制なので、自給自足生活をしていない私は、1人だと食料の確保もままなりません。
また精神的にも、高校時代に孤独を経験してみましたが、やはり長い期間1人でいる事には耐えられない様に人は作られているようです。狼に育てられない限り、周りとの繋がりが欲しい生き物なのです、人間は。

ですが、下記は真でしょうか?

人は1人では生きていけない
ならば
人は必ず友達が必要だ

これに対し、私は『No』という結論に至りました。

どのラインまでを友達と呼ぶか問題については
私の場合、下記の様に考えてます。

どんな時でも気兼ねなく話せる、
いつでも会いたいと思える、
恋愛対象にならない性別の相手(認識に於ける同性)

だと考えてます。

つまり、
何か用事が無くとも自然といたいと思える相手
という訳です。

向かう方向が同じで一緒にいる人、あるプロジェクトや趣味で同伴する人は、
友達ではなく、『仲間』と定義しています。

また、異性は難しいですが、
基本友達とは呼べないかな、と思います。
友達だったのに、間違いを犯した話を周りから聞く限り、認識に於いての異性は友達とは呼び難いと感じます。

寂しいから何となく付き合う相手は、友達ではなく『仲間』に分類してます。
地元や学校で知り合った人、職場の人は基本は『仲間』です。

なので、私の現時点での定義は下記です。

友達とは、
お互い自律していて、何かの目的がなくても、心地良く一緒にいれる認識に於ける同性
仲間とは、
プロジェクトや趣味などある目的を共有している相手、あるいは一時的に在籍している集団内の相手など、中短期的な繋がりを持つ相手(異性も含む)
それ以外の自分と何かしらの関連性がある人を『知り合い』と呼んでます。
関連性が皆無の方を『赤の他人』と呼びます。

今の私には、上記の『友達』がほぼいないように感じているのです。

(続く)

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あおい ゆうき(葵 ゆうき)
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