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自分が主人公 / 『私のnote』(50)

このコロナ期に沢山悩んだ。

私はどう生きていきたいのか、
どんな仕事につきたいのか、
どういう生活を送りたいのか、
とても悩んだ。

そして、ようやく答えが出てきた。

私は、【自分にとって自分が主人公でい続けたい】と思っている。

他人の物語には興味ないし、
誰かが主人公なんて耐えられない。

自分が主人公でないと嫌なんだ。

それに気づけた時、道が拓けた。


私はよく人と比較して落ち込んでいた。
最後は比較したくないから、
人を避けるようにまでなっていた。

そこまで比較にこだわっていたのは、
自分が主人公でいたいからなのだ。

誰かが成功した。
誰かが褒められた。
誰かが劇的な経験をした。

そういう話を聞きたく無かったのだ。

私が、私の中心でいたい。

控えめな私の、ささやかな願いだった。

それくらい私は、
他人の目を気にしていたし、
他人に合わせて生きてきたという事だ。

でも、よく考えたら、
私のように、[私以外を主人公にしてしまう人]はそう多くないと思った。

みんな、自然と自分が主人公だと思っているし、
他人にはそれほど興味がない。

私は、相手の悩み相談に凄く感情移入してしまうが、
他の人は割と表面でしか聞いてない。

それくらいでいいんだ、て漸く気づけた。

私は、[私以外の人の人生に興味を持つ事]をやめた。
また、他人からの評価も気にせず、自分の好きなようにとことんやる事に決めた。

他人の成功話は、一切聞かない事にした。
聞いたとしても、聞き流す事にした。

何故なら、他人の物語は、
私の物語には何の意味も持たない為だ。

仮に、どうしても羨ましく思うのであれば、
私もやってしまえばいいのだ。

私がそれをやる事で、
私にとっての主人公は私になるのだ。

結果なんて、重要でないのだ。

私が私にとって主人公である事の方が何倍も大事。

マウントの取り合いはしたくない。
ただ、私の認識の中に、他人が占領してくるのが嫌なのだ。

邪魔してこなければ、それで良い。

他人の人生には興味ない。
無関心でいい。

その代わり、自分の人生に物凄く目を向ける。
今日生ききれたか。
やりたい事、好きな事に没入できているか。
他人の世話を焼いてないか。

他人との付き合い方として、
自分が少し余裕が出た時に手を差し伸べれば良く、
他人の人生に責任を持つ必要もないし、
他人の人生に干渉する権利もない。

他人が何か凄いことをしたり
羨ましく思う事をしたとしても
自分が満足出来てればいいわけで、
つまり自分が主人公であればいいわけだ。

だから、他に目が行く暇があれば自分に一生懸命目を向ければ良い。

私はそう気づいたから、
自分のやりたい事ばかりやり
自分が主人公だと胸を張り、
他人を手放していこうと思うのだ。

迷ったら、私は私に問う。

今自分は主人公か?

と。

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あおい ゆうき(葵 ゆうき)
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