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「遊び」の要素分解:鬼ごっこのバリエーションから考える遊びの再発明

以前に「問いの因数分解」という考え方を紹介しましたが、今回の記事では、遊びの性質を読み解き、手懐けるためのエクササイズとして「遊びの要素分解」という考え方を紹介します。

遊びを環境変数に分解する

遊びを分解するにあたって、「学習環境デザイン」の枠組みが役立ちます。学習環境デザインとは、人間の学びの環境を「活動」「空間」「共同体」「人工物」という4つの要素に分解し、それぞれを結びつけながらデザインしていく考え方です。これを「遊び」に適応すると、以下のように遊びを環境要因に分解することが可能です。

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