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3Dプリンタで七宝柄の飴ちゃん入れをつくってみた
私の中で、飴と言えばブルボンのキュービィロップです。
なので、キュービィロップが一袋入るサイズの入れ物をつくることにしました。
そういう感じの備忘録です。
①構想を練る
ざっくり構想を練っていきます。
今回は蓋付きの円柱型です。いつものように透かしの総柄です。好きですので!
サポート材なしで出力できるように、柄は七宝にしました。好きですので!(2回目)
側面はシームレスなので、蓋は大柄にすることに。蓋のデザインは随分と悩みましたね。
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ひとまず直径を算出するために、高さ8cmでコピー用紙を切り、輪にしてクリップで仮止めし、その中に飴を一袋入れて、ちょうどいいところに印をつけて、周長を計測します。ちなみに高さはノリで決めました。
今回の場合は、周長が28.2cmだったので、直径は9cmとしました。
このサイズを基に組み立てていきます。
②3DCADでデータをつくる
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Autodesk Fusion360 と Adobe Illustrator を使用しています。
はじめは、柄を付ける時に外径サイズの円柱からデポス→内径サイズに切り抜き…しようとしましたが出来なかったので、内径サイズの円柱からエンボス→内径サイズを切り抜きました。
デポスでは透かしにできないんですかね。。。仕方ないので、一度データを破棄して作り直しました。まぁ、そんなこともあります。
相変わらず柄のみイラレで作成しています。
本体側は内径の周長を計測してシームレスになるように柄を調整してDXFで書き出す感じです。いつものやつです。
蓋側はそのまま柄を描いてDXFで書き出しています。
③3Dプリンタで出力する
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QIDI X-One2 を使用しています。
フィラメントは久々のWoodPLAです。久々すぎて温度を下げ忘れたので、糸引きとぷつぷつができましたが、問題なくサポート材なしで出力できたのでよしとします。
出力時間は蓋が1時間半、本体が8時間弱です。
フィラメントが吸湿していたせいで、ここ最近、出力開始してから1時間半くらいで折れるようになっていたので、とうとうフィラメントドライヤーを導入してみました。
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じゃーん
これはサンステラさんのクラウドファンディングで頼んでおいたものです。
色が白と黒があって迷ったのですが、白い方が思っていた以上にかわいくて、この色にして良かったな、という気持ちです。
その辺に置いても、視界の邪魔にもならない感じが素敵ですね。白い壁紙と同系色だから背景に紛れやすい感じ。
一晩乾燥した後に、これに入れたまま出力してみました。
8時間弱でも問題なく出力できるようになったので、これは買って正解でしたね。
おわりに
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かわいいのでは…!
中に飴を入れると、隙間から透けて見えて、ひときわかわいくなりますね。
キラキラしていて良い感じです。
ひとまず職場に置いています。
お昼の食べ合わせをうっかり間違えると、夕方あたりで低血糖(?)で震えだすときがあるんですよね。あると便利な感じです。かわいくて癒されますし。
試してないのでアレなのですが、多分、ポプリポット的な使い方もできるのでは、と思います。隙間からこぼれてきちゃうかもしれませんが。
3Dプリンタで出力するのが面倒だったのと、フィラメントが途中で折れるようになって心も折れていたので、②と③の間は1か月以上空いていますし、なんなら③の後にも数週間の空白があります。どうも疲れているとぼんやりしちゃいますね。うーむ。
今回もThingiverseで公開しています。
あと柄が2種類あるんですよね。亀甲と菱型の。出力していないだけで。
気力が沸いたらサクッと終わるのに…気力さえあれば…な感じなので、もう少しお待ちください。