キングダム実写版で興味がいくのは
キングダムは実写版しか観たことがなく、映画館で観たのはシリーズ最終章の「大将軍の帰還」、つい最近の作品です。
トップに立つ者たちの威厳と覚悟、痛み
戦の動かし方や、先を見通すチカラ
仲間を想う強い気持ち、絆
内容を知らずに初めてキングダム実写版をテレビで観た時、作品が面白くて引き込まれてはいたものの、最後に登場した王騎将軍を演じる大沢たかおさんの存在感が凄すぎて、全部もっていかれた感じでした。
観終わった後、脳裏にずっと残っていた王騎将軍。
話すトーンがポジティブでワクワクしてきます。
んふっ
続きを観るたびに王騎将軍が気になって仕方なくて、最後4作目では、要潤さん演じる王騎将軍に仕える副官、騰(とう)の意表を突かれる速さと強さにまたしても度肝を抜かれ、もう笑うしかない状態でした。
と、まぁ、とにかく他にもたっくさん超人的なキャラクターが出てくるのですが、紀元前のお話で、みなさんありえないくらいの身体能力と身体つき。
ストーリーに胸を打たれつつ、どうしても身体や動きに興味がいってしまう。
重い鎧を纏いながら重い武器を軽々扱ったり、一人で何十人もブッ飛ばしたり・・・
馬との一体感も凄まじい。
王騎将軍がサツマイモや大根だとしたら、私なんぞモヤシ一本、いや、カイワレ一本といったところ。
今よりはるかに食事は質素なはずなのに、なぜそんなチカラをつけ、たくましいカラダを作り上げ、早く動くことができたのか。
力士のようにちゃんこ鍋をたらふく食べてたのだろうか。
その時代の本当の姿はどんなだったんだろうか。
私は、漫画や映画は大袈裟に表現されているワケではなく、本当にそのまんまだったんだと思っています。
昔よりもはるかに進化している食事内容で、いつでもご馳走にありつける現代、なぜ人間は心身共に弱くなってしまったのだろうか。
例えばバイキング料理、私も楽しくて好きなのですが、いろんな種類を食べると消化がすこぶる悪い。
素材によって、身体の処理が簡単、普通、難しい、それらがゴチャ混ぜに入ってきたら、そりゃー時間かかる。
身体には何が必要なのか。
いらない情報や思い込みは断捨離して考えてます。
進化しているのか、退化しているのか、とても興味深いカラダの不思議であります。