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ときどき読みたくなる星野道夫さん

まだ明るくならないうちの朝早い出発。
寒さ厳しい時間の固まった気持ちを、グラデーションの空が溶かしてくれる。

立ち話している人達のそばで、まるで配給の順番待ちをしているかのように並んでいる鳩は、寒さから身を守る為に首をすくめ丸くなっている。

最近、かなり寒いですね・・・

星野道夫さんの本は、ツンと寒い時やのんびりゆったりした気持ちと時間に余裕のある時に読みたくなる。

この人生で訪れる可能性は極めて小さいアラスカを感じさせてくれ、美しさや厳しさの中で循環していく自然な営みを知るのが嬉しい。

星野さんが生きた場所のスケールはバカでかい。
読んでいてすべてに抵抗感がまったくなく、豊かさをたっぷり感じる。

私の日々の営みは、自然だろうか。
問いかける。



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