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ちょっとした家庭菜園を始めた夏のこと

完全な自給自足とまではいかないけど、将来的に自分で出来る範囲で野菜を育てたい願望があります。

まずは家庭菜園の入り口、鉢植えで簡単に出来る夏野菜から挑戦してみました。

ミニトマト、オクラ、紫蘇、枝豆、バジル。

すくすく美味しく育ったり、まったく実がならなかったり、いろいろ学びがありました。
やはり初心者はタネからよりも苗からの方が確実です。

収穫時期の後半は虫たちの食料や住処になり始め、お酢など自然素材を使って虫除け対策をしようかと思ったのですが、葉っぱにくっついてのんびり休んでいるヤツラを見ていると、どーせ全種類一株ずつぐらいの規模だし今回は野菜作り初めの一歩だからと、最後はヤツラにあげました。

何世帯にも家や食料を与える事が出来るなんて、思いがけない経験です。

相手は人間ではありませんが・・・

バジルにはバッタの赤ちゃんが住みつき、バタコと名付け「大きくなれよ」と見守りました。
葉っぱと同じ色なので目をこらしてよーく見ないと分からず、水をあげた時ビックリしてピョーンと飛び跳ね姿を現すので、可愛くて癒されました。

バタコはいつの間にかいなくなり・・・
忘れかけた頃に2倍の大きさになって窓に張り付き、元気でいる事を知らせてくれました。

ひと夏のちょっとした野菜作りも終了し、アンパンマンに出てくるバタコさんが気になったので調べてみると、なんとジャムおじさんとバタコさんは妖精とのこと。


なるほど、ヤツラは妖精・・・フフフッ


食べ物をいただく有り難さだけでなく、芽が出る喜びや、実がなる嬉しさ、人間以外の植物や生き物とのふれあい。
初めての野菜作りで、たくさんの豊かさをもらった今年の夏です。





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