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コンプレックスは人生の質を上げてくれます。向き合い方で徐々に変わって来る。

皆さん、こんにちは、リンクスコピーライターのゆうきです。

今日は、幼少期のコンプレックスのお話をして行きます。それが、思春期時代に天然パーマに悩んでいた時のお話です。

僕は生まれつきの天然パーマです。世の中の天然パーマ、クセ毛の皆様に少しでも勇気を与えれたら良いなと思って書きます。

思春期である中学生時代~高校生時代そして現在の天然パーマ、クセ毛への心の在り方が変化して行く模様を文章でお伝え出来れば良いなと思っています。

その中でもアドバイスも含め、天然パーマ、クセ毛への付き合い方を僕なりのフィルターでお伝えしたいと思います。これを読めば、天然パーマ、クセ毛が如何に素晴らしいのか等々。実はコンプレックスって人生の質を上げてくれる原動力でもあります。

今、思い返すと、ふふふって自分でも書きながら噴き出してしまうくらい、バカをやっていたなーって感じますが、その当時は如何にコンプレックスを無くすのかに必死に生きていたんだなーって思えます。コンプレックスを無くすのではなくて受け入れる広い心が人生を大きく飛躍してくれる生き方だと思えるようにもなりました。なので広い心、器の大きな人間を目指して生きて行く事にシフトチェンジして行きましょう。



雨にも負けず風にも負けず


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天然パーマ、クセ毛の人は分かると思いますが雨の日、強風の日って超最悪な1日となるのですね。もうセットした髪の毛が芸術的な爆発を生み出す一種のアート的な要素が出てきます。

朝セットして決まった髪型(作品)が通学途中で爆発して行くのです。僕はこれをポジティブに捉えて岡本太郎の芸術は爆発だ!ってこの事か、と本気で思っていました。

しかも朝のセットに毎回時間が掛かるが一番のボトルネックでした。

整髪料を付けては、『これじゃないんだよな~』みたいな感じで何度も洗ってやり直すってのがお決まりでした。

それがすげー嫌だった。サラサラヘアーになりたい!!って何度思った事か。天然パーマ愛す日なんて本当に思える日が来るんだろうか・・・

これからの長い人生、この天然パーマ、クセ毛と上手く付き合って行く為には、どうしたら良いのか?と模索が始まりました。


ジャニーズの屋良君や滝沢君のサラサラ髪型に憧れる
中学生時代の話し。

当時(20年前くらい)テレビではジャニーズジュニアの番組が流行っていました。

その中でもやサラサラヘヤーの滝沢秀明さん(タッキー)や屋良朝幸さん(屋良くん)は女子からとても人気がありクラスの女子達はジャニーズ話で盛り上がっていました。

僕の中では、天然パーマ、クセ毛=ジャニーズから遠く離れた存在、だから天然パーマとクセ毛はモテないというマイナスのラベリングをしていました。つまりジャニーズは皆サラサラヘアスタイルで女の子からモテモテという勝手なイメージが広がっていたのです。

僕の憧れの髪型は、完全に屋良君と滝沢君にフォーカスしていました。

そうなれば女子から超モテモテになるとイメージ出来たからだ。ただ単純理由なんですよね。男って言うのは、こういう生き物です。憧れはやはり強い動機ですよね。こうなりたい!って思えば、じゃあこうなる為にはどうしたら良いのか人生が動き出すのだから面白いんだよね。

ジャニーズジュニアの方達が僕の心に希望を与えてくれました。

クセ毛、天然パーマのコミュニティ発足


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猛烈に悩みを抱えた者同士の熱い友情というのがある。

そして自然と天然パーマとクセ毛に悩む者同士が集まるコミュニティーが発足したのだ。メンバーは、僕、I君、K君の合計3人。この2人は保育園からの幼馴染で仲良く遊ぶようになったのは、小学校と中学校の時でした。

共に共通してるのがクセ毛、天パーというコンプレックスの持ち主でした。やはり同じコンプレックスを持ってると仲間意識が猛烈強いですね。

僕は、前髪が強い天パーで全体的に髪の毛が多く、雨の日は爆発的に髪の毛が広がるオーソドックスタイプでした。

I君は猛烈ウェーブ型のクセ毛の持ち主で雨の日は特にウェーブ感が飛躍する。なんちゃってサーファー、ウェーブ型タイプ。

K君は、全体的に縮れたクセ毛で尚且つ剛毛でしぶとい髪の持ち主。例えるならスープと麺が絡みやすい縮れ麺をイメージした縮れ太麺味噌ラーメンタイプ。

3人ともそれぞれ強烈な天然パーマとクセ毛と共に青春時代を駆け上がっていった。

当時、僕らの中でみる愛読書がBiDan (ビダン) という雑誌だった。

この雑誌はメンズヘアー雑誌で様々な髪にまつわる悩みの解決方法が書いてあったり髪の毛についての一般的な知識や流行ってる髪型がまとめられた雑誌だ。3人でいつも食い入るようにこの雑誌を見ていました。

その雑誌の中で際立ってアピールしてる広告に目が行きました。僕らは藁を掴むかのようにその内容を読んだ。内容には、こう書かれていました。

あなたの髪の悩みを解決します。強烈なクセ毛に、このシャンプーを使えば必ず解決します。


『縮毛矯正馬シャンプー』


まじか・・・!衝撃的だった。

世の中には僕達の悩みを必死に解決しようとしている研究機関があったのかと驚いた。その後の人生を色々と想像した。

そして隣町の当時では大きなショッピングモールにそのシャンプーが売ってないか探しに行ったのだった。続く・・・。

大仏君とコカ・コーラ大作戦


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僕達の天然パーマ、クセ毛コニュニティーとは別に、人気は目立つ、大仏様の様なクセ毛を持つD君が居た。D君はパンチパーマを掛けたような大仏様みたいな感じ。通称、大仏君

そのD君はコミュニティの在り方に強く共感してくれた1人でもある。

ある日僕らの前で素晴らしい提案をしてくれた。クセ毛や天パーは、坊主にしたら直るという説を説いて来たのだ。

さすが大仏君。説法の度がきつ過ぎるぜw

俺らにもプライドって言うのがある、だから坊主にしてまで直すっていう考えには至らなかった。だから、正直な気持ち坊主にしてしまったら女子からのマイナスイメージが蔓延してしまう、だから丁重にお断りをしました。

そして、またある日、D君は僕達に提案をしに来てくれました。

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天然パーマやクセ毛は、コカ・コーラでゴシゴシ洗えば直るよと言って来きました。これには流石の僕らも笑いましたW 

どこの情報だよ!っていま思うと本当に馬鹿で笑けて来ますよね。

というよりもD君・・・・君が試しにやってくれ!もしそれで、上手く行くんやったら僕らも試すという流れになりました。

実際にコカ・コーラで頭を洗ってる所を見たい!という話しの流れになり次の日に学校に1.5ℓのコカ・コーラを持参してトイレの洗面台で洗い出したのです。僕らは本当にサラサラの髪の毛になるのかワクワクで堪らなかったです。

洗った結果は、何も変わらなかった。でもD君は開拓者としてクラスの人気者になっていったんですね。いつの時代でも同じ事が言える、時代の最先端を行く人、時代を作る人は奇抜な発想を自ら試す人だと実感する事が出来ました。

確かに冷静に考えてみたらコカ・コーラで直るはずがないよね。直ったら真っ先にBiDan (ビダン)の表紙をD君が飾ってるはずだ。

クラスのちょっとした人気者で終わる男ではないD君、やはり時代を駆けあがるニュースターというのはこういう事だと思った矢先でした・・・

次の日、突然、なんの前触れもなく、D君は坊主にして来たのです。

コカ・コーラ大作戦が失敗に終わり髪の毛に大ダメージを追ってその腹いせに坊主にしたんじゃないか説が広まりました。もちろん坊主にしてもD君のパンチパーマのクセ毛は直らなかったしそれよりも益々クセ毛は酷くなっていったのであった。

河童みたいな感じになった話し。


D君の素晴らしい行動力を目の当たりにした僕達は何か行動を起こしたい気持ちに駆られて、そこで市販の薬局で売ってるストレートパーマ剤を買って3人で試す事にしました。

D君のような奇抜な方法ではなくオーソドックスな古典的な方法で天然パーマ、クセ毛にピリオドを打とうと考えたんですね。僕らは、常に冷静でインテリジェンスを兼ね備えたコミュニティーである事を忘れていなかった。だから、理念に反した行動は強く断って行動に責任を持って生きていたのであった。

3人でパーマ液がしっかりと馴染むようにサランラップの巻き合いをして、時間も長ければ長い程効くんじゃねーの的な浅はかな考えを実行して説明書を一切読まずにガン無視してストレートパーマに挑戦しました。これで、人生バラ色だ!そう思いながら結果を楽しみにしていました。

結果は、3人とも河童みたいな髪型になりました。天然パーマ、クセ毛の方へ。ストレートパーマを掛けるのは辞めといた方が良い。確実に言える事は河童頭になります。

そして僕らの希望の光が消えかかって行った時にふと思い出した事がありました。

そういえばこの前の雑誌で見た縮毛矯正馬シャンプーを買いに行こう』という話しになりました。

お小遣いを握りしめ3人で愛読書であるBiDan (ビダン) という雑誌に書いてあった、縮毛端正馬シャンプーを買いに行きました。希望の光がまた灯りだす。

僕らは、親にもらった大切なお小遣いを握りしめ隣町の大型ショッピングセンターに自転車で30分モリ漕ぎで買いに行きました。

普段行く地元のショッピングセンターと違い隣町の大型ショッピングセンターの品揃えの豊富さのに驚きましたが僕らは必死に雑誌の切れ端を持って縮毛端正馬シャンプーを探した。

探すこと、30分。あっあった~!縮毛矯正馬シャンプー!!

確か正確には金額は覚えてないが3000円位したんじゃないかな。当時中学生でシャンプーに3000円もしたなんて家族にいったら絶対に怒られるから3人だけの秘密にしました。

その日は、これでやっと天然パーマ、クセ毛ともおさらばだねと言いながら、3人でワクワクしながら帰宅しました。僕はばれないように学習机の一番下の奥の方に教科書と共にシャンプーを隠しました。


3000円のシャンプー=高いから必ず天然パーマ、クセ毛が直るという強い願望。日々その馬シャンプーをばれないように使いました。これで人生バラ色だと思いながら日々強く思いながら頭の毛を洗っていました。

そして日々の実感を3人でシェアをしました。日々の進展や進捗をコミュニティー内で話すのはとても楽しい出来事の1つでした。コミュニティーって最高の場所だよね。当時を振り返るとそういったコミュニティー作りを無意識に発足させていたのだと思うと過去の教訓から学べる事は非常に多いと感じる今日この頃です。


所がどっこい、1か月、2か月しても特に大きな変化は見られませんでした。強いて言うならば少しだけ髪のゴワツキが改善されたかなって感じでした。

僕らは、もうしばらく使っても効果がなかったら辞めようって話しになりました。それから数週間後、やはり特に変化を感じ取る事が出来なかったので僕らは近所の池に悔しさと絶望のあまり感情的になり縮毛矯正馬シャンプーを放り投げました。

静かな池に鳴り響く、馬シャンプーがボットン~ボットン~ボットン

今じゃ考えられない最悪に環境的に悪い行いをしてしまい反省をしております。若気の至りという浅はかな考え的な行動で重々に反省しています。

僕達の青春は儚い夢と消えて行き、その後コニュニティーは自然解散していきました。


小泉首相みたいな髪型だねと言われてた高校生時代

天然パーマ、クセ毛は直らないから、どう付き合っていくかが大事だと思い始めてきて完全に治すという考えが消えてなくなったのであった。高校生なりの考えを振り絞り天然パーマ、クセ毛をアーティスト的な表現で表しだしたのだ。その考えがロン毛ではなくてミディアムスタイルで天然パーマを活かし切る方法でした。どうせセットしても爆発するんだから爆発スタイルで高校時代を駆け上げるスタイルで行く事にしました。

これがヒットしたのか理解出来ないが周りからの反応がとてもユニークだった。ある友人には、小泉首相みたいで最高だよ!って言われ、他の友人にはライオンキングみたいだねと言われ。ベートーヴェンっていい出す友達も出てきた。

ここで共通してんのが髪の毛が広がってクセ毛を持っている事だった。僕はこの表現を大事にして高校時代を過ごしました。でも昔の写真を改めてみたがもうやりたくない髪型の1つです(笑)

逆転の発想、クセ毛に負けない強力パーマを掛けて強制的にコンプレックス封じをしてみた


より髪の毛に表現力を際立ててしまった事。

それがクセ毛に負けないようにクセ毛を剛で制す方法ではなくてクセ毛を柔らの道へ誘った考えに至りました。それはつまり、原型のクセ毛に融合出来るような強いパーマを掛けて実はパーマを掛けてますよ的なニュアンスで天然パーマという概念とのおさらばを図ったのでした。

そして近所の床屋さんに行って言いました。スパイラルパーマを掛けて下さい!

パーマをかけた後、僕の中で心のシコリが消えてなくなりました。そう、天然パーマという概念がなくなったのです。

僕の心の中には、お洒落にパーマを愉しんでる高校生というアイデンティティーが誕生しました。もちろんスパイラルパーマを掛けて高校に行く事は凄い勇気のいる行動でした。

確かですが、担任の先生に行った言葉があります。

『先生!コンプレックスに終止符を打つ為にはこの方法しかなかったんですよ。理解出来ますよね。ねぇー先生。』

いま思うと、とんでもないバカげた発言ですよね。

でもなんだかんだその真剣さが通じたのかそのスパイラルパーマは許されたたんですね。強い信念は通じたんです。というより割と校則が緩かった高校でもあったお陰でもありました。

天然パーマを愛し天然パーマに愛される方法


天然パーマ、クセ毛は1つの個性であり、根本的に改善しようとするとその反動がどこかに現れます。

天然パーマ、クセ毛に対する心の在り方を変える事がこれからの長い人生を大きく飛躍して良い未来を構築する考えでもあります。

男性ならいっそのこと短髪にしたら広がりもなくなりより爽やかに映るから短髪ヘアーをお勧めしてます。自分の固執した考えを如何にぶち壊す事が出来るかが大事です。

僕も色々な髪型を経験して来たが短髪に勝る女子からの好感度は侮れません。清潔さや爽やかさが人の心に安心を生み出します。あくまでも男性に向けたメッセージですけどね。やはり、男性は清潔感と爽やかさが一番です。

僕がもし女性ならば美容院で定期的にケアをするという考えに落ち着くだろ。兎にも角にもしっかりと髪の毛のメンテナンスを定期的に行う事が大事です。

男性は特にボサボサになっている天然パーマ、クセ毛は短髪にする事で目立たなくする事も可能です。

無理に自分で天然パーマを封じ込める事をしないで髪のプロに相談する事をお勧めします。間違いなく違う世界観を見せてくれるのがプロの世界です。

そして天然パーマ、クセ毛というコンプレックスをテーマに始まった物語で、色んな葛藤を経て自分の考えを調和させる事が出来ました。お陰で今の自分が成り立っています。

現在の僕は天然パーマ、クセ毛で生まれて来て本当に最高だ!って思っています。というよりもコンプレックスと真正面から向き合う事でそう思える自分に心が成長して行ったんだと思っています。

もし、何か心に強いコンプレックスを持っている方が居ましたら、こういった発想もあるよと届けたい。逃げないでどう向き合うかが本当に試されていると思っていますので、確実に葛藤と向き合って人生を良い未来へと進んで乗り越えて行きましょう。隠さずに逃げずに曝け出す事が如何に小さな自分だったのか気が付ける日が来ると思えます。


コンプレックス物語を読んで頂きまして、ありがとうございました。

気が付いた事や思った事があれば、是非コメント欄にコメントお願い致します。

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