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月25,000円の食費と1,000円のお小遣い

*若干、表現で言葉遣い悪しですよ笑

結婚生活時代のお話し。

何もかもが優先順位が逆の結婚。
子供が先にできて、お互いの生活も成り立たないまま
結婚生活が始まった。

彼の色んなローンと私の車のローン
その合計だけで、生活していける金額だった。

とびきりお料理が得意だったわけではなく
どちらかというと好きなものを好きな時に食べていた独身時代。

年齢の割に稼いでいたし
不自由もなかった生活からのいっぺん。

こんな時の男性は勝手で、
「そんなにしんどい?」と
まるで私のやりくりが下手なように言ってくる。

家計簿を見せて、どうみても
他の人にはできないんじゃないかというくらい笑
ここで理系を発揮していたのにも関わらず

それをみても文系の彼には理解できない模様。

(足し算引き算もできないのか、こいつは)

と内心思いながら、
最後は、彼がスロットでした借金を説明する。

そんなこと言いたくないし
お仕事してきてくれているから
やる気もなくしなくない。

彼を尊重したい気持ちと
自分が働いた方が早くないか?
なぜ専業主婦で閉じ込めるんだ、という気持ちの交差。

毎日の生活をどう楽しく過ごすかを考え

ある日出会った、
「食費30,000円でおさえる!」という一冊の本。

そこからまずは本のまま真似をした。

おぉ、なんだか楽しいじゃん。

ブロッコリーの茎まで使うんだ・・・。

スープは少ない食材で
栄養もあってバリエーションがこんなにあるんだ。

自分で西京漬を作れるんだ。

ほぼゼロからの私は全てが新鮮だった。

え、なんか楽しい。

そのうち、彼のお弁当も朝も昼も夜もおやつも入れて
食費を25,000円でできるようになっていた。

ついでにその食費プラス彼がたまに
突然、会社の先輩や友人を連れてどんちゃん騒ぎをしていた分もある。

私、天才じゃない?
(褒め上手です笑)

それを元・旦那さんに言ったところ
「そうだね」とサラっと流す。

ま・・・男性ってこんなものなのかもね。

そう自分に言い聞かせて、
自分を自分で褒める毎日。

今思えばブログでも作っておけばよかったと思う。

掃除も洗濯も料理も朝のうちに済ませ
余った時間で下ごしらえと子育てを楽しむ。

働きたい気持ちをおさえながら
この生活が普通なんだと言い聞かせる。

彼の治らない浪費癖と
自分優先しかない感情的な態度に
ふと思った。

私の人生これでいいの?

毎日の違和感はなんなのだろう。
「こういなければいけない」ってなんだ?

それって彼にも失礼じゃないか。

働きたいと言って、やっとパートに出してもらうも
今度は毎日の粗探し。

でもね、きっと彼にも理想があって
その理想に私が当てはまっていないんだな。

だから彼が文句言いみたいに聞こえるかもしれないけれど
そうじゃない。

合わないだけなんだ。

お互い求めることも、生き方も違う。

それを合わせるのが夫婦という人もいるけれど
私は自分の生き方がそうじゃないと確信していた。

合わせるのは、その価値がどこかあっている者同士のことだ。

火星と金星では違う。

同じところに全くいない、
生き方もあり方も違う。

それを無理くり合わせているから
毎日不満がお互いに出てきてしまうんだ。

そのうち、それとは別問題で亀裂が走り
(子供のことなので伏せますが)
夫婦生活に終止符が打たれる。

終わるようにできている出会いもある。

結婚したから一生一緒にいる約束でもなければ
結婚していないから永遠がないわけでもない。

だけどね、月25,000円と1,000円の自分のお小遣いは
今の私をとても支えてくれる力になっている。

エステサロンをした時も
体質改善を開催し始めた時も
あの時積んだ経験と知識が誰かのために役立っている。

何が言いたいかというと
特に何も言いたいわけではないのだけれど・・・

ただ、あなたがもしも迷っていることがあっても
その経験は未来夢を叶えてる自分のためになること。

だから、怖がらず決断してもいい。

それだけ。

今日もあなたが自分を好きでいられますように。

谷本ゆき

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