なんでも良いだろアートぐらい
なんかtwitterでは血だ肉だもろ出しアートへの意見で沸き立っていらっしゃるらしい。個人的には結構好きではあるが、前講師に赤系は様子見で落とされちゃうからと言われたので描いていないことからあまり造詣は深くないので、へぇと思うのに留めている。
人の言っていることに従うとその人の機嫌が良くなると言うのを知ってから、アートに関しても見た作品は取り敢えず褒める事にしている。褒めようとすると良いところが見えてくる、というところにもある。感情が大して動かないのに物をけなす理由もないし。物事に理路整然とケチをつけるのは批評家の人がやってくれるし。あとインターネットでキレると頭がおかしい人だと思われる。インターネットで頭がおかしい人だと思われないためには日々発狂し、金球綺羅綺羅金曜日などとほざくのがミソだ。
そもそもよくわかんないアート作品を見た時は、「いや、まだなんかあるはず…!」って感じで行ったほうが楽しい。一言で切り捨てるぐらい誰でも出来る。自分にしか分からない良さを見出してワンピースの考察系YouTuberが如く陰謀論めいた思想を絡めあわせて、勝手に拡大解釈をして自分一人で変にニヤニヤするのだ。そもそも先端作品とかだいたいよくわかんなく無いっすか?理解できないとか好きじゃないとかで文句言ってたらふらっと入ったギャラリーで脳の血管全部破裂するかも知んないでしょ。
そもそも何で嫌いな絵にキレるんだよ。これあんま好きじゃねぇな、で良いじゃん。何で他人の感情的な共感を煽ろうとするのさ?自分の中で感じた正しくなさを他人に担保させようとするのはダサいし。それで攻撃するのもダサい。ならそんな絵じゃなくてバナナとかにキレろよ。意味わかんねぇだろ。何やねんバナナダクトテープで壁に貼るって。ゴリラ呼ぶんか?シュールレアリズムならキャンバスかBlenderの中でやればいいじゃん。俺だって出来るっすよ。
まぁ今それが存在しているから俺でも出来る!なんて言えるんであって、俺はゼロから壁に貼られたバナナという状態に芸術性を見出すだけの能力はない。
道を作る行為なんてのは例えどんなに馬鹿にされ糾弾されたとしても知見と勇気がない限り成功は無い。外野なんて喋れば喋るほどダサいんですから、嫌なら見なきゃ良いんすよ。俺は自分の感情をクリエイターの思想や行動や勇気以上に優先できるほど自分の人生と思想に自信は無いです。