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パシフィック・リム:暗黒の大陸

Netfilixアニメシリーズ、パシフィック・リム:暗黒の大陸を視聴した。
詳細なネタバレはしないが、ストーリーについてなにも知りたくない人は本編を見た後にしてほしい。

あらすじ、兄妹から両親が救助を求めて旅立ってから5年。
残された2人は訓練用のイェーガーを見つけるが、そのせいで怪獣を引き寄せてしまい。ついに外の世界へと旅に出ることになる。
日米合作、『BLAM!』『亜人』『シドニアの騎士』で知られるポリゴン・ピクチュアズ制作。シーズン1は7話。

あのギレルモ監督がいきなりハリウッドで、それも実写で。ロボットアニメや怪獣映画の楽しさはまだ失われてはいないと証明してくれた作品が。アニメシリーズとなってやってきたと聞けば、そりゃ見ないわけにはいかない。

だが困ったことに見ると何か物足りなくて、今日までずっと黙ってきてしまった。

映画からのつながりはそこそこくらい(?)。露骨なもの以外は自分にはわからなかったけれど、映画を見なくてもいいようには作られている。安心してほしい。

オリジナルだし、好きな原作からのアニメ化なのでエピソードごとにつつきまわして感想を述べるのは楽しくない印象を持たれそうなので、ここからはさらっと進めることにする。

ティーン向けにもかかわらず、過酷な旅立ちから怪獣と外の人間たちとの恐怖に翻弄されるかなりエゲツないスタートだったと思う。
兄妹は倒れない、死なない程度に追い詰められた状態のまま。つまり主人公たちは彼らなりに力を尽くしてちゃんとピンチを乗り越えていく。
彼らの成長はまだまだ始まったばかりで、その分だけ物足りなさも感じてしまうかもしれないが。続きに期待したいところ。

ただし、褒められない部分もあった。
パシフィック・リムは2作作られているのだが。今回は2作目が楽しめた人用と揶揄したいくらい、明るい地上での怪獣プロレス、悪党は基本通り、暴力と強気で何とかしようとする。そうなんだろうなぁ、と思ってたらそれはその通りだったと説明された。など、ガッカリ要素はある。

やはり見にくくてもイェーガーには太平洋で怪獣と戦ってほしいし。ロボットはメンテナンスと改造、そして出撃シーンをしっかりとみせてくれないと燃えない。

後は音楽。
タイトルが同じなら、やっぱりあのギター音が聞きたかった。これは大いに減点するところだ。

物語は兄妹が両親の手掛かりを見つけたところで仲間と共に次のステージを目指している。この続きも気になるところではあるが、なぜだか今更だけど『シドニアの騎士』でもうひとシーズンやらないかな、と思ってしまった。

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